パナソニック株式会社 オートモーティブ&インダストリアルシステムズ社は、ウエアラブル端末などの小型機器の電源に適した、直径3.5mmのピン形リチウムイオン電池を開発した。円筒形二次電池として業界最小サイズを実現した上で、近距離無線通信に対応可能な出力と高い信頼性を有している。本製品は、2015年2月からの量産・出荷開始を予定している。
スマートフォンに次いで注目を集めているウエアラブル端末は、2014年以降、幅広い用途向けに実用化され本格的な市場導入が見込まれており、ウエアラブル端末の電源となる二次電池には、小型・軽量であることはもちろん、高い信頼性と性能が求められている。
今回の製品はその両方を兼ね備え、製品化により、ペン型、メガネ型など、細い形状の機器のデザイン性を確保することが期待されている。