そろそろハワイにも飽きてきたという余裕のある旅好きにオススメなのが、メキシコという選択肢です。太陽が降り注ぐカリブ海を満喫するカンクンで、極上のホテル、ハイアットジラーラカンクンに泊まる贅沢も味わえます。もう1つ、チェックしたいのが、聖なる泉「グランセノーテ」です。石灰岩が浸食されて生まれた洞窟では、光のカーテンと呼ばれる現象、地の底まで降り注ぐ光の神々しさに言葉を失う人が後を絶ちません。そのほか、世界遺産のマヤ遺跡を巡って、悠久の歴史を間近に感じられる魅力もあります。
カリブ海に面するオーシャンビューの極上ホテル
カリブ海を望む世界屈指のリゾートであるカンクンには、美しい海沿いに高級ホテルが建ち並ぶエリアがあり、ショッピングモールや飲食店、ナイトクラブも充実しています。
そのホテル地区のビーチで最も広い部分を占めているのが「ハイアットジラーラカンクン」です。カリブリゾートで定番の「オールインクルーシブ」スタイルのホテルで、飲食をはじめ多彩なアクティビティやエンターテインメント、スパやウェルネスセンター、プールまで、滞在中はゆったりと存分に楽しむことができます。
宿泊は18歳以上の大人限定、全室がオーシャンビュー、ジャグジーやテラス付きで、ホテル内に日本人コンシェルジュも常駐しています。セミプライベートのプールや天体観測用の望遠鏡を利用できる客室もあります。落ち着いた環境でメキシコ伝統のおもてなしと暖かさに触れながら、極上の時間を過ごすことができるでしょう。
聖なる泉「グランセノーテ」で絶景に触れる
ユカタン半島に見られる水中の鍾乳洞「セノーテ」は、石灰岩の大地に自然にできた陥没穴に地下水が溜まって造り出された天然の泉で、「聖なる泉」とも呼ばれています。ダイビングやシュノーケリングを楽しみながら、自然の神秘を堪能できるスポットです。
数あるセノーテの中でも特に人気の高い「グランセノーテ」は、カンクンから車で2時間ほどの距離にあり、その規模と水の透明度や美しさで有名です。太陽の光が水面に差し込む「光のカーテン」と言われる幻想的な現象には誰もが心を奪われるでしょう。水深は10メートルほどで、潜れば水中の生物や植物の魅力を目にすることもできます。
天文台もあるマヤ文明の都市遺跡「チチェン・イッツァ」
ユカタン半島に数あるマヤ遺跡の中で最も有名な「チチェン・イッツァ」は、1988年に世界遺産に登録されました。新旧(6世紀、10世紀頃)のエリアがあり、敷地内に戦士の神殿、天文台、球技場などの遺跡群が点在しています。マヤ人の高度な天文学の知識や建築技術が見受けられ、「新世界七不思議」にも選ばれました。
見どころは、マヤの最高神「ククルカン」(羽毛のある蛇)を祀るピラミッド「エルカスティージョ」。9層で高さは約24メートル、4面に各91段の階段があります。階段は最上部の神殿1段と合わせて365段になり、太陽暦の1年を表します。さらに階層9段は階段で二分されて18段となり、マヤ暦の1年(18ヵ月5日)を示しています。
春分と秋分の時期には「ククルカンの降臨」を見ることができるかもしれません。太陽が西に沈むと、階段の側面に蛇の胴体のようなピラミッドの影が現れ、階段下の頭像とつながって、蛇が天から舞い降りたように見える現象です。
魔法のような魅力がある黄色い町「イサマル」
黄色で統一されたコロニアル調の建物が並ぶイサマルは、「黄色い町」と呼ばれています。古代の遺跡、植民地時代の建築、現代の文化が共存しており、メキシコ政府観光局によって、「プエブロマヒコ」(魔法のように魅力ある町)の1つに認定されました。馬車で町を一周し、独特な雰囲気を堪能できます。
町の中心となる修道院には、バチカンに次ぐ大きさの回廊があります。1993年にローマ教皇がここを訪れたことをきっかけに、バチカン国旗の黄色と白を街の色にしたとされています。
ビーチだけではないカンクンの楽しみ!
ユカタン半島の先端にあるリゾート都市・カンクンをベースに、自然がつくり出した絶景や古代文明の遺跡などを訪ねる旅はいかがでしょうか。ビーチ・リゾートして世界中からセレブが集まるカンクンから少し足をのばすだけで、メキシコのさまざま魅力に触れることができます。(提供:JPRIME)
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