ベントレーが最高峰のラグジュアリーオープンカー「コンチネンタルGT・マリナー・コンバーチブル」を発表。日本への導入は現時点で未定

英国ベントレーは2月19日(現地時間)、同ブランドの最上級オープンカーとなる新型「コンチネンタルGT・マリナー・コンバーチブル(Continental GT Mulliner Convertible)」を発表し、ジュネーブモーターショー2020に出展するとアナウンスした。

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▲ベントレー・コンチネンタルGT・マリナー・コンバーチブルはベントレーのビスポーク部門のマリナーが製作する最高峰のラグジュアリーオープンカーだ。搭載エンジンは6リットルW12ツインターボと4リットルV8ツインターボを設定する

 ベントレーのビスポーク=注文製作を担う部門であるマリナーが手がけたコンチネンタルGT・マリナー・コンバーチブルは、6リットルW12ツインターボエンジンを搭載するコンチネンタルGT・コンバーチブルおよび4リットルV8ツインターボエンジンを搭載するコンチネンタルGT・V8コンバーチブルをベースに、最上級かつ最新デザインの特別仕立てのパーツを豊富に組み込み、ラグジュアリーオープンカーの新たなレベルを創出したことが特徴である。

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▲ボディカラーは全61色を用意。足もとにはペイント&ポリッシュ仕上げの新設計22インチ10本スポークホイールを装着する

 まずエクステリアでは、フロントグリルに新設計の「ダブルダイヤモンド」を装備した点がトピック。クリスタルガラスをイメージした精緻なヘッドライトに挟まれ、誇りと威厳に満ちたフロントフェイスを演出する。さらに、マリナーのロゴが入ったサイドベントやペイント&ポリッシュ仕上げの新設計22インチ10本スポークホイールなど、スペシャルなアイテムを贅沢に装備した。

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▲フロントグリルには新設計の「ダブルダイヤモンド」を装備。クリスタルガラスをイメージした精緻なヘッドライトに挟まれ、誇りと威厳に満ちたフロントフェイスを演出した

 ボディカラーは全61色を用意する。一方、オリジナルカラーで仕上げたいというユーザーは、サンプルなどを持参すれば、ベントレーの塗装スペシャリストが希望の色を特別に製作するそうだ。

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▲4つのシートとドアケーシング、リアクォーターに新デザインの「ダブルダイヤモンド」を採用

 次にインテリアについては、4つのシートとドアケーシング、リアクォーター、そしてトノカバーに新デザインの「ダブルダイヤモンド」を導入したことが目を引く。ひとつのダイヤモンド模様が712針で形作られ、その一針一針がダイヤモンド模様の中心部に向かって正確に配列される「ダイヤモンド・イン・ダイヤモンド」のステッチによって、キャビン空間をいっそう特別なものへと昇華させている。また、ハンドステッチで仕上げられたレザーシートにはマリナーのロゴを刺繍。さらに、コントラストダイヤモンドミル仕上げのセンターコンソールには新設計のBreitling製高級時計を配置した。

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▲トノカバーも「ダブルダイヤモンド」で仕立てる

 一方、インテリアの配色パターンは8通りを用意し、ユーザーの好みに応じて3色の選択が可能。また、7パターンのムードライティングや最上級オーディオシステム「Naim forベントレー」、豪華な化粧箱に入った革製キーなども設定している。

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▲コントラストダイヤモンドミル仕上げのセンターコンソールには新設計のBreitling製高級時計を組み込む

 なお、コンチネンタルGT・マリナー・コンバーチブルの日本への導入は、現在のところ未定である。

Writer:大貫直次郎

(提供:CAR and DRIVER