BMWのミドルクラスSUVのX3に3.0L直6ガソリンターボエンジン搭載のMパフォーマンスモデルを新設定
BMWジャパンは3月6日、プレミアム・ミドルクラスSAV(スポーツ・アクティビティ・ビークル)のX3にMパフォーマンスモデル「M40i」をラインアップし、同日より発売した。車両価格は889万円に設定する。
今回追加されたX3 M40iは、パワーユニットにB58B30B型2997cc直列6気筒DOHCガソリンターボエンジンを搭載する。最高出力は387ps/5800rpm、最大トルクは500N・m/1800~5000rpmを発生。組み合わせるトランスミッションは専用セッティングの電子制御式8速ATで、駆動機構にはインテリジェント4輪駆動システムのxドライブを採用した。0→100km/h加速は4.8秒の俊足を誇る。
強力エンジンの搭載に合わせて、懸架機構にはMスポーツサスペンションを採用。また、駆動系にはMスポーツディファレンシャルを組み込む。そして、シューズには前8.5J×21Mライトアロイホイール(ダブルスポーク・スタイリング718M)+245/40R21タイヤ/後9.5J×21Mライトアロイホイール(同)+275/35R21タイヤを装着し、優れたコーナリング性能とハイパフォーマンスな走りを実現した。
エクステリアに関しては、Mパフォーマンスモデル専用色となるセリウムグレーをキドニーフレーム、エアインテーク、エアブリーザー、ミラーキャップに取り入れたことがトピック。ボディサイズは全長4725×全幅1895×全高1675mm/ホイールベース2865mmに設定する。一方でインテリアには、ポプラグレー・ファインウッドトリム/パールクロームハイライトやセンサテックフィニッシュ・ダッシュボード、マルチファンクションMスポーツ・レザーステアリングホイール(シフトパドル付)、アンビエントライト(ウェルカムライト・カーペット付)、運転席&助手席スポーツシートおよびランバーサポート(電動調節式)、ヴァーネスカレザー・シート表地などを採用し、上質かつスポーティなキャビン空間を演出した。
安全運転支援システムとしては、アクティブクルーズコントロールやステアリング&レーンコントロールアシストを含む「ドライビング・アシスト・プラス」を標準で装備。ルームミラー内にステレオカメラを内蔵し、さらにミリ波レーダーセンサーを前方に3基、後方に2基採用することにより、日常走行域での急停止や飛び出し等を瞬時に判断し警告するとともに、夜間や悪天候下でも安定して検知および警告し、乗員の安全をサポートする。また、最新のBMWコネクテッドドライブ・プロフェッショナルも標準で組み込んでいる。
(提供:CAR and DRIVER)