気温も上がり、そろそろスーツも春夏仕様に変えたくなる季節です。ここ数年は猛暑が続いていることもあり、いまやビジネスシーンでも暑さ対策は必須。機能性に優れたビジネスウェアも多く生まれています。2020年春夏はどんなビジネスウェアを選ぶべきなのでしょうか。知っておきたいキーワードを5つ紹介します。

2020年はスーツの新しい提案が増える?

春夏仕様,スーツ&ジャケット選び
(画像=Alex Yakimovski/Shutterstock.com)

オフィスのカジュアル化が進み、スーツやジャケットを着ることも減ってきているかもしれません。また、暑い夏にスーツやセットアップを着るのを避けたいという人もいるでしょう。このビジネスシーンの変化を受けて、ここ数年、ビジネスウェアも機能化、快適化が進んできました。

一方で、スーツそのものも見直されつつあります。コレクションではテーラード、クラシックへの回帰が鮮明になりつつあります。そのため、2020年は、快適・機能的スーツとクラシックなスーツへの二極化が進み、それぞれに新しい提案が増えてくるかもしれません。

2020年春夏のビジネスウェアの注目キーワード5選

では、そういった2020年、何に着目してビジネスウェアを選べばよいでしょうか。2020年に注目を集めそうなキーワードを紹介しましょう。

ワークウェアスーツ

まず1つ、大きなトレンドとなりそうなのが、「ワークウェアスーツ」です。2019年には、ワークマンが躍進するなど、作業服・ユニフォームの高機能化が目立った年でもありました。その中で生まれたワークウェアスーツは、2020年にさらなる広がりを見せるでしょう。

作業着のような「低価格、洗える、高ストレッチ、撥水、洗濯可能」という機能を持たせながら、きっちりスーツに見えるという特徴を持ったワークウェアスーツは、販路の広がりにより、さらに高い注目を浴びるでしょう。機能性スーツの代表例と言っても過言ではないかもしれません。

速乾・抗菌・防臭

機能スーツのトレンドとして、もう1つの軸になるのが、抗菌・防臭・速乾です。特に多湿な日本の夏は、スーツを着ていると汗をかきやすく、臭いが気になるという人も多いでしょう。その対策として、銀イオンなどを織り込んだスーツやセットアップは、引き続き注目を浴びるでしょう。洋服の青山やコナカなど、多くのメーカーが抗菌・防臭素材のスーツを手掛けており、この流れは引き続き続いていくでしょう。

リネン素材

機能性スーツが注目を浴びる一方で、自然由来の素材にも注目が集まっています。その中でも、2020年にはリネン素材が注目を浴びそうです。

ざっくりした生地が人気のリネン素材は、見た目も涼しげで、夏にぴったりの素材だといえます。ウールに比べてシワができやすいのが難点ですが、その特性を逆手にとって、カジュアルなムードで着こなすのが2020年のスタイルだと言えるでしょう。スーツというよりも、ジャケットやベストで楽しむという形がよさそうです。

ブラウンスーツ

スーツといえば、グレーかネイビーという人も多いでしょう。しかしながら、もし、この春夏、新しいスーツを取り入れるのであれば、ブラウンがいいかもしれません。インナーのシャツやネクタイの柄のバリエーションも広がり、装う楽しさをぐっと広げてくれるでしょう。

チェック柄

クラシック回帰の流れを受けて、ディテールとして注目されているのがチェック柄です。特にチェック柄のパンツは、クラシックで品のあるスタイルを演出する、今年らしいアイテムだと言えるでしょう。チェック柄を合わせる場合は、その他のアイテムを無地にして、バランスをとるのがおすすめです。

クラシカルも高機能も。2020年春夏もスーツを楽しもう

機能軸とクラシック軸、二軸で楽しむことができそうな2020年春夏のスーツスタイル。TPOに合わせて使い分けるのもいいでしょう。ワードローブに新しいアイテムを取り入れて、コーディネートを楽しんでみてはいかがでしょうか。(提供:JPRIME


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