企業が大きすぎて潰せないということ。金融機関や事業規模が大きい企業は、経営が破綻しても、倒産した場合、悪影響が大きすぎるため国家の支援で存続させる状態。リーマンショックのときに、大手金融機関に大規模な資金注入が行われたときの根拠となった。金融機関に公的資本を注入 し経営の安定性・健全性を向上させることで市場を覆う不信感を取り除き、金融機能を麻痺させないだめだである。しかしながら、政府が大手金融機関を救済するという姿勢を見せている限り、大手金融機関にモラルハザードが生じるのではないかという疑問もある。