BMWがFF化した新型1シリーズに最新の2.0Lディーゼルターボエンジンを採用した「118d」を追加設定。車種展開は豊富に4グレードをラインアップ
BMWジャパンは4月2日、第3世代となる新型1シリーズに2.0Lディーゼルターボエンジンを搭載した「118d」を新設定し、同日より販売を開始した。
車種展開は以下の通り。
118d プレイ・エディション・ジョイ+:385万円
118d Mスポーツ・エディション・ジョイ+:423万円
118d プレイ:413万円
118d Mスポーツ:451万円
118dに搭載するパワーユニットは、最新型のSCRシステムを組み込むなどして排出ガスの低減を図るとともに、卓越したパワーと高い静粛性を実現した1995cc直列4気筒DOHCターボディーゼルエンジンだ。2200barの最大燃料噴射圧力や2ステージターボシステムにより、さらなるドライビング・ダイナミクスの向上を成し遂げ、最高出力は150ps/4000rpm、最大トルクは350N・m/1750~2500rpmを発生する。トランスミッションには専用セッティングの8速AT(Mスポーツには8速スポーツAT)をセット。環境性能の面では、先代モデル比でCO2排出量を約5%削減し、同時に燃料消費率は16.7km/リットル(WLTC)を実現した。
エクステリアに関しては、パワフルなディーゼルエンジンを象徴するような、Φ90mmのエグゾーストテールパイプをリア左右に配したことがトピック。また、ガソリンエンジンモデルと同様、先進の運転支援機構であるタイヤスリップ・コントロール・システム(ARB)、レーンチェンジウォーニングや後部衝突警告機能、クロストラフィックウォーニング(リア)、スピードリミット情報表示機能が追加されたドライビングアシスト、直近に前進した50mの軌跡を記憶し、その軌跡通りに後退する際にステアリング操作を自動で行うリバースアシストを備えたパーキングアシストを採用。AI技術を活用することで、音声で車両の操作や情報へのアクセスが可能となるBMWインテリジェント・パーソナル・アシスタントや車載通信モジュールによりドライバーとクルマ、そして取り巻く情報をITネットワークでつなぐBMWコネクテッド・ドライブなども設定している。
(提供:CAR and DRIVER)