ボルボが48Vハイブリッドパワートレーンを搭載するXC90 B5 AWDに15台限定の特別仕様車「Tailored Wool Edition」をラインアップ。ウールがブレンドされた「テイラードウールブレンド・シート」などを特別装備

 ボルボ・カー・ジャパンは6月16日、48Vハイブリッドパワートレーンを搭載したXC90 B5 AWDに特別仕様車の「Tailored Wool Edition(テイラードウール・エディション)」を設定し、同日より発売した。車両価格は896万円で、販売台数は15台の限定だ。

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▲ボルボXC90 B5 AWD Tailored Wool Edition(テイラードウール・エディション) 価格:8SAT896万円 全長4950×全幅1960×全高1775mm/ホイールベース

2985mm 車重2120kg 乗車定員7名 ボディカラーはサヴィルグレーメタリック(写真・奥、5台限定)とバーチライトメタリック(写真・手前、10台限定)の2タイプを用意  今回の限定モデルは、“Drive-E”1968cc直列4気筒DOHC16V直噴インタークーラー付ターボガソリンエンジン(250ps/350N・m)+モーター(10kW/40N・m)+駆動用リチウムイオンバッテリー+電子制御8速ATギアトロニックの基本ユニットに、ISGM(インテグレーテッド・スターター・ジェネレーター・モジュール)による回生ブレーキで発電した電力を48Vリチウムイオンバッテリーに蓄電し、エンジンの始動や動力補助を行うハイブリッドシステムを採用したXC90 B5 AWDをベースに、ボルボの新しい価値観である“サステナブル・スウェディッシュ・ラグジュアリー”を表現したことが訴求点である。

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▲ウール30%とリサイクルポリエステル素材70%で製作した上質なテキスタイル布地を用いる最上級ファブリックシートの「テイラードウールブレンド・シート」を新採用。前席と2列目シートにはヒーター機構を組み込む

 最大の特徴はシートのアレンジで、ウール30%とリサイクルポリエステル素材70%で製作した上質なテキスタイル布地を用いる最上級ファブリックシートの「テイラードウールブレンド・シート」を新採用。リサイクル素材を含む新たなシート素材の開発および持続可能な責任ある製造アプローチを励行することで、独自の“サステナブル・スウェディッシュ・ラグジュアリー”を具現化した。

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▲立体的な木目の表情を活かしたブラックアッシュ・ウッド・パネルを採用
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▲総出力600Wを誇る14個のスピーカーを備えたharman/kardonプレミアムサウンド・オーディオシステムを設定

 また、インテリアにはクライメート・パッケージ(リアドアウインドウ・サンブラインド/ステアリングホイール・ヒーター/2列目シートヒーター)やブラックアッシュ・ウッド・パネル、harman/kardonプレミアムサウンド・オーディオシステムといった人気オプションを標準で採用。インテリアカラーはチャコール&チャコール、シートカラーはスレートで仕立てている。

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▲優美で精悍なキャラクターを足もとから際立たせる専用20インチアルミホイールの5マルチスポーク9.0J×20ダイヤモンドカット/マットグラファイトを装着する

 一方、外装については専用20インチアルミホイールの5マルチスポーク9.0J×20ダイヤモンドカット/マットグラファイト+275/45R20タイヤ(フェンダーエクステンション・ワイドタイプ装備)やチルトアップ機構付電動パノラマ・ガラス・サンルーフを特別装備。ボディカラーはサヴィルグレーメタリック(5台限定)とバーチライトメタリック(10台限定)の2タイプを設定した。

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▲乗員の開放感を高めるチルトアップ機構付電動パノラマ・ガラス・サンルーフを特別装備。日本導入モデルのハンドル位置は右
Writer:大貫直次郎

(提供:CAR and DRIVER