2020年8月17日11時時点に齊藤トモラニさんに直接聞いた現在の相場観とFXトレード戦略をご覧下さい。(提供:羊飼いのFXブログ※チャート付き)

現在の為替相場の傾向や相場観

羊飼いのFX突撃取材
(画像=PIXTA)

ドルインデックスは、先週は緩やかに下向きの動きで終始したが、サポートレジスタンスを超える動きは見られなかった。今週もドルインデックスがテクニカルに重要な3日(月)の高値、93.99を超えられるかどうかが注目点。超えれば、中期的にドルが強くなる可能性が出てきそうだ。そして、ドルストレートの中期的な下げになると思われる。それが起こらなければ米ドル/円の下げ、ドルストレートは上昇、という流れになるだろう。そのドルを動かす注目材料は今週も7月末で期限切れとなった米国のコロナ追加対策法案がまとまるかどうかだ。先週14日(金)に発表されたCOTレポートによればユーロのロングポジションはさらに増え続けていた。先々週、4日(火)が18万600枚、11日(火)は19万9800枚となった。ユーロは何かの弾みで急落があるかもしれない。

現在の為替相場の戦略やスタンス

ユーロ/米ドルの4時間足チャートをみると、1.1695~1.1900ドル、または1.1910ドル付近までのレンジだ。もし次に1.1910ドルを超えてきたとしても、その時の勢いを見ていきたい。勢いがなければ、またヒゲになりレンジの中に入ってくるかと思っている。但しレンジはいずれはブレイクして行くので、今の流れで言えば、急落したとしても1.1695ドルを、勢いをつけて切って来なければ、どこかで買いポジションを作りたい。

齊藤 トモラニ(トレーダー兼セミナー講師)
ウインインベストジャパンのFXトレーダー兼インストラクター。2006年11月の杉田勝FXセミナーの受講生。セミナー受講後、FXでの利益が給料を上回るようになる。その後、トレーダー兼講師として弊社へ入社。抜群のFXトレードセンスを持ち、セミナー受講生から絶大な評判を得る。「トモラニ」の愛称で親しまれている。

羊飼い(ひつじかい) FXトレーダー&ブロガー
羊飼いのFXブログ」の管理人。2001年からFXを開始。ブログで毎日注目材料や戦略を執筆配信中。トレードはスキャルがメインで超短期の相場観には自信あり。