2020年8月25日11時過ぎに志摩力男さんに直接聞いた最新の相場観と戦略をご覧下さい。(提供:羊飼いのFXブログ※チャート付き)

現在の為替相場の傾向や相場観

羊飼いのFX突撃取材
(画像=PIXTA)

これまでは、米国の長期金融緩和を背景にドル売りというスタンスだった。しかし、昨日24日(月)の米国株式市場を見ていると、グロース株に利食いが入り、バリュー株に買いが入っていたようで、これまでとはトレンドが変わってきているように感じた。これはコロナワクチンへの期待感からかもしれない。

現在の為替相場の戦略やスタンス

もし仮に近いうちにワクチンが完成するとなると、マーケットの動きは真逆になる可能性がある。そうなれば、ここのところ一番買われてきたユーロ/米ドルが利食い売りに押さえられ、下落することになる。ということで、調整局面に入っているのではないだろうか。基本1.1700~1.1967ドルのレンジで戻り売りのような展開となり、もしかしたら1.1700ドルを割り込むかもしれない。そういった動きを想定している。

志摩力男
慶應義塾大学経済学部卒。1988年~1995年ゴールドマン・サックス、2006-2008年ドイツ証券等、大手金融機関にてプロップトレーダーを歴任、その後香港にてマクロヘッジファンドマネージャー。独立した後も、世界各地のヘッジファンドや有力トレーダーと交流があり、現在も現役トレーダーとして活躍する。志摩力男の実践リアルトレード

羊飼い(ひつじかい) FXトレーダー&ブロガー
羊飼いのFXブログ」の管理人。2001年からFXを開始。ブログで毎日注目材料や戦略を執筆配信中。トレードはスキャルがメインで超短期の相場観には自信あり。