●相場解説

昨日の相場は反発しましたね。
一時1.1752まで下げる場面があったものの、
1.17台の価格は8月以降から何度も支持されている水準。

今回もサポートされる格好となり、1.18台を回復してきました。

ただし、7月末以降からトレンドに変化はなく、
1.17~1.20にかけて持ち合い。

特に、高値は何度か切り上げる場面があったものの全て全戻しされており、
RCIとの関係もダイバージェンスとなりましたので、
下落転換に注意が必要です。

そのため、再び下げに転じて1.17付近の支持水準を割り込み、
トレンドの傾きに変化が現れるようであれば、
売り注文を出したいと考えています。

買いは、少なくとも9/1高値(1.2010)を切り上げるまで様子見の予定です。

【日足チャート】

Investing.com
ユーロドル 日足チャート(画像=Investing.com)

【4時間足チャート】

Investing.com
ユーロドル 4時間足チャート(画像=Investing.com)

なお、本日はECB政策金利発表や、
ラガルド総裁の会見が予定されていますので、
内容次第では上下どちらかに大きく動くでしょう。

もちろん、上下に振って前日比に変化がない場合もありますので、
動いたからと言ってすぐに飛び乗るようなポジションの取り方は
避けた方が良いでしょう。

またトレンドなど目立った変化などございましたら
改めて解説させて頂きますので、一つの見方として参考になれば幸いです。

それでは、本日もよろしくお願い致します。

●今日の経済指標

15:45 [フランス] 7月鉱工業生産指数
20:45 [ユーロ] 欧州中央銀行(ECB)政策金利
21:30 [ユーロ] ラガルドECB総裁、定例記者会見
21:30 [アメリカ] 8月卸売物価指数
21:30 [アメリカ] 前週分新規失業保険申請件数
23:00 [アメリカ] 7月卸売在庫
23:00 [アメリカ] 7月卸売売上高

(提供:Investing.comより)

著者:樺 淳一