☆ テクニカル分析 ☆

 日経平均

9月3日の高値を抜けてきたが上値を試す動きにはなりそうもなく、高値圏での保ち合いが続きそうだ。

 ☆ 本間宗久相場三昧伝 ☆

 ソフトバンクG(9984)が日経平均の上昇の大半を占めたとは言え、銀行株なども堅調で週明けの日本市場は堅調となった。米国株の手仕舞い売りがまだまだ続くという見方も少ないようで、ハイテク銘柄もあくまでも押し目とする見方が多いようだ。

 バブルが弾けたと見ているのだが、そうした見方は少なく、そもそもバブルでないという見方が多くまだまだ強気ということなのだろう。日本株は買い上がる材料があるわけでもないが売られ過ぎ銘柄に買い戻しを急ぐ動きなどもみられる。

 9月3日の高値を抜けて上値を期待する向きも多くなってきそうだ。ここで空売りが積み上がると24,000円を超えるということも考えられるが、空売りの買い戻しが一巡となると上値も重く、冴えない展開が続くということだろう。

 下落リスクが少ないということで空売りが減少してくれば、下落リスクが高まりそうだ。指数に影響の大きな銘柄に買われ過ぎ銘柄が多いのでここからは波乱含みと考えられる。

Investing.com
日経平均と騰落レシオ(画像=Investing.com)


(提供:Investing.comより)

著者:清水 洋介