☆ テクニカル分析 ☆

 日経平均

9月3日の高値を抜けてきたが上値を試す動きにはなりそうもなく、高値圏での保ち合いが続きそうだ。

 ☆ 本間宗久相場三昧伝 ☆

 相変わらず指数に影響の大きな銘柄次第ということで空売りの買い戻しで指数が押し上げられる場面が多くなっている。先行きに対して疑心暗鬼な分、空売りが増え、空売りが増えれば買い戻しで指数も上がるということなのだろう。

 米国株のバブルが弾けたのかどうか、ここからFOMC(公開市場委員会)を終えての動きが注目される。足元の景況感は悪くないが実際にどこまで企業収益が付いて行っているのかを見極めることになるだろう。

 日米の金融緩和が継続されるといことは間違いないが、ここからさらに緩和を強化するという手立てがないだけに景況感が好転しないことには株価の上値は重いということだろう。

 ここまでは先行きへの期待で買われ過ぎている銘柄も多かったが、現実を見ると買われ過ぎはあくまでも買われ過ぎであり、修正安となると指数は下落することになるのだと思う。

Investing.com
日経平均と騰落レシオ(画像=Investing.com)


(提供:Investing.comより)

著者:清水 洋介