●相場解説
昨日のBOEでは、
マイナス金利導入について議論した事が伝えられ急落。
しかし、その後は欧州委員長が英国との国内市場法案に関して
「英国と欧州連合(EU)の通商合意は依然として可能」と発言。
今度は急騰して全戻しとなり、日足では下ヒゲを形成。チャートでは下げ一服のシグナルが出ていますので、
反発の動きに注目したい局面となっていますね。
ただ、9/9の相場も下ヒゲを形成していましたが、
翌日2円以上の急落が発生して安値を更新。
それだけ売りが強い相場でもありますので、
現時点で買いポジションは取りません。
また、先週から136円台半ばにかけて上値が抑えられており、
横ばいの値動きとなっていますので、
少なくとも買いはこの上値をクリアしてから検討したいと考えています。
【日足チャート】
【1時間足チャート】
逆に、売りの場合は昨日安値(134.57)を切り下げてから
検討したいと考えていますが、
昨日のように国内市場法案に関する報道に注意。
要人発言も含め、突然上下どちらかに振れやすい環境なので、
値幅など余裕を持ったトレードを行う事が賢明と考えます。
あとは、今後の値動きを確認しながら判断致しますので、
また何か目立った変化などございましたら改めて解説させて頂きます。
一つの見方として参考になれば幸いです。
それでは、本日もよろしくお願い致します。
●今日の経済指標
15:00 [ドイツ] 8月生産者物価指数
15:00 [イギリス] 8月小売売上高
17:00 [ユーロ] 7月経常収支
21:30 [アメリカ] 4-6月期四半期経常収支
23:00 [アメリカ] 8月景気先行指標総合指数
23:00 [アメリカ] 9月ミシガン大学消費者態度指数・速報値
(提供:Investing.comより)
著者:樺 淳一