☆ テクニカル分析 ☆
日経平均
25日移動平均線を抜けたがまだ抜けきったということでもなく、上値の重い展開が続くと思う。下値のサポートである75日移動平均線などを試すこともあるのだろう。
☆ 本間宗久相場三昧伝 ☆
月初の買いが今になって見られたということでもないのだろうが、突然の大幅高という印象だ。何が買われているということでもなく、まんべんなく買われているところを見ると持ち高調整の買いがみられるということなのだろう。
現物株と先物を入れ替える動きが指数を押し上げたという面もあり、相変わらず、目先の需給だけでの動きということなのだろう。積極的に買い上がるような材料もなく、腰を据えて買う参加者もおらず、当面上値の重い展開が続くと思う。
買える銘柄が少なくなってきており、買戻し一巡となったものから手仕舞い売りに押されるということになりそうだ。ここからさらに空売りが積み上がるかどうかが注目されるが、積み上がらなければ値幅調整がみられるだろう。
新型コロナウイルスの感染拡大や米大統領選挙への思惑などでまだまだ右往左往することになると思う。安い時に割安銘柄を買うということでいいのだと思う。空売りが積み上がっているかどうか、指数に影響の大きな銘柄の動きにはチェックが必要だろう。
(提供:Investing.comより)
著者:清水 洋介