ランボルギーニがスーパーSUV「ウルス」の新しいカスタマイズオプション「グラファイト カプセル(Graphite Capsule)」を発表

 伊アウトモビリ・ランボルギーニは9月26日(現地時間)、高性能SUV「ウルス(Urus)」の2021年モデルに新しい専用カスタマイズオプションとなる「グラファイト カプセル(Graphite Capsule)」を設定すると発表した。

ランボルギーニ・ウルス
ランボルギーニ・ウルス
▲ランボルギーニは2021年モデルの「ウルス」にカスタマイズオプションの「グラファイト カプセル(Graphite Capsule)」を設定。ボディカラーには新色のマットカラーとなる「Nero Noctis(ブラック)」「Grigio Keres(グレー)」「Grigio Nimbus(グレー)」「Bianco Monocerus(ホワイト)」を採用する。パワートレインは通常モデルと共通の3996cc・V型8気筒DOHCツインターボエンジン(650hp/850Nm)+8速ATを搭載

 新設定のグラファイト カプセルは、ランボルギーニの造形部門であるチェントロ・スティーレの手によって、ウルス独特のカラーとトリムに個性的で新しい表現の可能性を加えたことが特徴である。

ランボルギーニ・ウルス
▲グラファイト カプセルのデザインはランボルギーニの造形部門であるチェントロ・スティーレが担当した。上のイラストはイメージスケッチ

 エクステリアについては、新色のマットカラーとなる「Nero Noctis(ブラック)」「Grigio Keres(グレー)」「Grigio Nimbus(グレー)」「Bianco Monocerus(ホワイト)」を纏い、スーパーSUVのスポーティで力強いボディラインをいっそう際立たせたことが訴求点。同時に、フロントおよびリアのアンダー部とサイドシルもボディ同色で仕立てる。また、フロントスプリッターやドアインサート、リアスポイラーにはウルスの特徴的なディテールを強調したシャイニーな4タイプのアクセントカラー、「Arancio Leonis(オレンジ)」「Arancio Dryope(オレンジ)」「Giallo Taurus(イエロー)」「Verde Scandal(グリーン)」が選択可能。さらに、アクセントカラー付き23インチのTaigeteホイール、新登場となるブラッククロム仕上げのエグゾーストエンドも設定し、トータルで16通り以上のカラーの組み合わせをラインアップした。

ランボルギーニ・ウルス
▲フロントスプリッターやドアインサート、リアスポイラーにはウルスの特徴的なディテールを強調した4タイプのアクセントカラー、「Arancio Leonis(オレンジ)」「Arancio Dryope(オレンジ)」「Giallo Taurus(イエロー)」「Verde Scandal(グリーン)」を用意する。ボディサイズは全長5112×全幅2016×全高1638mm/ホイールベース3003mm

 内包するインテリアは、ウルスならではのエレガントでスタイリッシュな個性をより強調したことが注目ポイントだ。ダッシュボードとドアパネルにはアルマイト処理を施したダークなアルミ製トリムと、新登場のマット仕上げのカーボンファイバー製インサートを設定。内装に彩を加える六角形のQ-Cituraステッチとロゴ刺繍は、エクステリアのアクセントカラーに合わせたコントラストカラーを選ぶこともできる。また、先にデビューしたカスタマイズオプションの「Pearl Capsule(パール カプセル)」と同様、通気性の良いパーフォレーションの入ったアルカンターラ表皮を張るフルエレクトリックシートをオプションで用意した。

ランボルギーニ・ウルス
▲ダッシュボードとドアパネルにはアルマイト処理を施したダークなアルミ製トリムと、新登場のマット仕上げのカーボンファイバー製インサートを組み込む
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▲通気性の良いパーフォレーションの入ったアルカンターラ表皮を張るフルエレクトリックシートをオプションで用意。六角形のQ-Cituraステッチとロゴ刺繍を配する

 ウルスの2021年モデルでは、ほかにも先進のインテリジェントパークアシスト機能を含む「パーキングアシストパッケージ」や730Wのアンプと17個のスピーカーで構成するサウンドシステム「Sensonum」をオプションで用意。キーデザインも新タイプに刷新した。
 なお、ウルスの2021年モデルの車両価格は税別で2789万1882円に設定。グラファイト カプセルのオプション価格などは、後日公表する予定である。

Writer:大貫直次郎

(提供:CAR and DRIVER