●相場解説

今週は反発スタートとなり、
昨日の相場も欧州まで1.18付近で堅調な動きでしたが、
米国の経済政策協議停止報道でドル買いが顕著となり下落。

1.17前半まで下げる結果となりましたが、
この値動きによって価格が再び25日移動平均線を下抜け。

トレンドにおきましても、
8月以降の持ち合いから下抜け後、
直近の持ち合い下値水準で戻される結果となっており、
このまま戻りが本格化するか注目したい局面です。

そのため、今後も下げが続き、
9/25安値(1.1612)を切り下げるようであれば、
売り注文を発注。

逆に、再び買いが強くなった場合は、
昨日高値(1.1807)を切り上げてから
買い注文を発注するか検討予定です。

【日足チャート】

投資
ユーロドル 日足チャート(画像=Investing.com)

もちろん、直近NY市場で急落したように、
突然の報道で流れが変わる事もありますので、
結果的にダマシとなる可能性に注意が必要です。

そのため、動いたからと言って飛び乗ってポジションを取らない、
値幅には余裕を持って対応するなど、
リスクを向き合いながら落ち着いて対応する事が大切と考えています。

また何か目立った値動きなどあれば解説させて頂きますので、
一つの見方として参考になれば幸いです。

それでは、本日もよろしくお願い致します。

●今日の経済指標

[中国] 休場

4:00 [日本] 8月景気先行指数(CI)・速報値
14:00 [日本] 8月景気一致指数(CI)・速報値
15:00 [ドイツ] 8月鉱工業生産
15:45 [フランス] 8月貿易収支
15:45 [フランス] 8月経常収支
20:00 [アメリカ] MBA住宅ローン申請指数
21:10 [ユーロ] ラガルド欧州中央銀行(ECB)総裁、発言
27:00 [アメリカ] 米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨
28:00 [アメリカ] 8月消費者信用残高

(提供:Investing.comより)

著者:樺 淳一