●相場解説

他通貨と比較すると値幅は限定的で、
昨日は74円前半の水準で持ち合っていましたが、
NY市場にかけて買いが目立ち、74円後半の水準まで回復。

短期では安値圏の持ち合いから
反転上昇といった流れになりますので
さらに上値を伸ばすか注目ですが、注意したいのは長期のトレンド。

9月末にかけて下げが続いた事で長期トレンドが崩されており、
レンジが切り下がっている状態

テクニカル面におきましても、
価格が25日、75日移動平均線を割り込むなど悪化していますので、
買うにはもう一上げ待ちたい局面です。

そのため、10/9高値(76.51)を切り上げ、
テクニカル面でも好転してくるようであれば、
買い注文を出したいと考えています。

なお、反発が続いた場合、
9月以降のフォーメーションがWボトム形成となりますので、
こうしたフォーメーションの形成も併せて注目です。

【日足チャート】

Investing.com
豪ドル円 日足チャート(画像=Investing.com)

もちろん、再び戻されて下げに転じる可能性もありますので、
その場合は9/24安値(73.97)の切り下げ後に売り予定。

現時点では74円付近の下値が堅いので、
上下いずれもトレンドの変化を確認してから
注文を出したいと考えています。

また、値動きなどに変化などございましたら
改めて解説させて頂きますので、
一つの見方として参考になれば幸いです。

それでは、本日もよろしくお願い致します。

●今日の経済指標

15:00 [イギリス] 9月小売売上高
16:15 [フランス] 10月製造業購買担当者景気指数
16:15 [フランス] 10月サービス部門購買担当者景気指数
16:30 [ドイツ] 10月製造業購買担当者景気指数
16:30 [ドイツ] 10月サービス部門購買担当者景気指数
17:00 [ユーロ] 10月製造業購買担当者景気指数
17:00 [ユーロ] 10月サービス部門購買担当者景気指数
17:30 [イギリス] 10月製造業購買担当者景気指数
17:30 [イギリス] 10月サービス部門購買担当者景気指数
22:45 [アメリカ] 10月製造業購買担当者景気指数
22:45 [アメリカ] 10月サービス部門購買担当者景気指数
22:45 [アメリカ] 10月総合購買担当者景気指数

(提供:Investing.comより)

著者:樺 淳一