石油危機。第1次石油危機(1973年):第4次中東戦争を契機とした原油価格高騰。OPECは中東戦争勃発直後に原油公示価格を70%引き上げた。OPEC諸国の石油生産量は 1972年末で全世界のおよそ 32%を占め,さらにその輸出量は世界全体の 55%にも達していただけに世界経済に与えた影響は大きかった。
第2次石油危機(1979年):イラン革命、イラン・イラク戦争を契機とした原油価格高騰。イラン革命により、イランの石油輸出は止まり、同時期に、他の産油国も減産に転じた為、石油価格は増大した。