レクサスが高級クーペモデルのRCに特別仕様車の「Emotional Ash(エモーショナル アッシュ)」を設定。エレガントな黒の輝きを内外装の随所に採用して精悍かつスポーティな印象を演出
トヨタ自動車が展開する高級車ブランドのレクサスは10月28日、高級クーペモデルの「RC」に特別仕様車の「Emotional Ash(エモーショナル アッシュ)」を設定し、同日より発売した。
車種展開は以下の通り。
■RC
RC300“Emotional Ash”:646万9000円
RC300h“Emotional Ash”:691万7000円
RC350“Emotional Ash”:747万7000円
今回の特別仕様車はRC350/RC300h/RC300のF SPORTをベースに、エレガントな黒の輝きを内外装の随所に取り入れて、精悍かつスポーティな印象をより高めたことが訴求点である。
まずエクステリアでは、専用黒光輝塗装スピンドルグリル&漆黒メッキ・フレームをはじめ、専用ブラックスパッタリング塗装“F SPORT”19インチアルミホイール(タイヤサイズは前235/40R19 92Y/後265/35R19 94Y)、専用ブラックメッキのマフラーカッター、専用ブラック塗装のドアミラーを特別装備してスポーティさを主張。ボディカラーにはグラファイトブラックガラスフレーク、ソニッククロム、ホワイトノーヴァガラスフレークの3タイプをラインアップした。
インテリアに関しては、濃淡や陰影による黒の芸術“墨”をイメージしてシックにアレンジしたことが特徴だ。ステアリングやパワーウインドウスイッチベース、インストルメントパネルのオーナメント部には、匠の技による自然の素材を生かした専用の銀墨本杢を採用。1本の木から削り出したアッシュ材には高輝度塗料を配し、塗料が入る夏目(明るい部分)と入らない冬目(濃い部分)が木目に表れて、墨の“照り”に近い銀墨の輝きを実現する。また、シルバーステッチを施したブラック本革シートや専用の“Emotional Ash”メーターオープニング画面を採用し、スペシャル感をいっそう強調した。
パワートレインは基本的にベース車と共通で、RC300“Emotional Ash”に8AR-FTS型1998cc直列4気筒DOHC・D-4STガソリンターボエンジン(245ps/35.7kg・m)+8-Speed SPDS(電子制御8速AT)を、RC300h“Emotional Ash”に2AR-FSE型2493cc直列4気筒DOHC・D-4Sガソリンエンジン(178ps/22.5kg・m)+1KM型モーター(105kW/300Nm)+ニッケル水素電池+電気式無段変速機を、RC350“Emotional Ash”に2GR-FKS型3456cc・V型6気筒DOHC・D-4Sガソリンエンジン(318ps/38.7kg・m)+8-Speed SPDS(電子制御8速AT)を搭載している。
(提供:CAR and DRIVER)