●相場解説

米大統領選挙では、民主党バイデン氏の勝利予想が高まっている事により、
ドル売り円安が優勢となり上げが目立つ値動きに。

今朝の相場では一時123円台を回復しましたが、その後は急落。
開票速報が続々と報じられると共に荒く上下していますね。

トレードにつきましては、
昨日まで123円に売りの指値を発注していましたが、
米大統領選を警戒して注文は取り消し済。

123円の水準は直近の持ち合い安値水準でもありますので、
ほぼピタリと戻されましたが、
米大統領選の結果でどう動くか未知数なので様子見で良いでしょう。

現時点では、日足で上ヒゲを形成しており、
テクニカル面も悪化していますので、
今の状況が続くようであれば改めて売り注文を発注致しますが、
現時点では、様子見を続ける事と致します。

【日足チャート】

Investing.com
ユーロ円 日足チャート(画像=Investing.com)

また、明日はFOMC、明後日は米雇用統計と
値動きに影響を与えやすいイベントは続きますので、
トレードのタイミングには注意が必要です。

無理に持ち越しをしない、そもそもトレードをしないなど、
守る選択肢はいくつもありますので、
感情的になってポジションを取らないよう十分ご注意下さい。

また、目立った値動きなどございましたら
改めて解説させて頂きますので、
一つの見方として参考になれば幸いです。

それでは、本日もよろしくお願い致します。

●今日の経済指標

10:45 [中国] 10月Caixinサービス部門購買担当者景気指数
17:50 [フランス] 10月サービス部門購買担当者景気指数
17:55 [ドイツ] 10月サービス部門購買担当者景気指数
18:00 [ユーロ] 10月サービス部門購買担当者景気指数
18:30 [イギリス] 10月サービス部門購買担当者景気指数
19:00 [ユーロ] 9月卸売物価指数
21:00 [アメリカ] MBA住宅ローン申請指数
22:15 [アメリカ] 10月ADP雇用統計
22:30 [アメリカ] 9月貿易収支
23:45 [アメリカ] 10月サービス部門購買担当者景気指数
23:45 [アメリカ] 10月総合購買担当者景気指数
24:00 [アメリカ] 10月ISM非製造業景況指数

(提供:Investing.comより)

著者:樺 淳一