●相場解説

昨日の相場で104円を割り込んだ事によって、
9/21安値(104.00)を切り下げ。

長期的なフォーメーションと致しましては、
高値切り下げ型の三角持ち合いを形成していましたが、
昨日の下げで下抜け。

安値も切り下げる結果となり、
長期的な下落トレンドが継続する結果となりました。

また、テクニカル面におきましても、
価格が各移動平均線を下抜けている他、
移動平均線の傾きも全て下向きなので、環境は売り相場。

そのため、トレードは売り目線で注目していますが、
本日は米雇用統計の発表を控えています。

このイベントも内容次第で地合いが変わりやすいので、
米雇用統計後も状況が変わらない事を条件に、
売り注文を発注したいと考えています。

【日足チャート】

Investing.com
ドル円 日足チャート(画像=Investing.com)

ただし、米大統領選が終了している訳ではなく、
トランプ米大統領が集計を巡って不正を主張するなど、
法廷闘争で決定に時間がかかる可能性もあります。

また、引き続き発言による相場の急変にも注意が必要なので、
ポジション管理には十分ご注意下さい。

今後、再び目立った値動きなどございましたら
改めて解説させて頂きますので、
一つの見方として参考になれば幸いです。

それでは、本日もよろしくお願い致します。

●今日の経済指標

16:00 [ドイツ] 9月鉱工業生産
16:45 [フランス] 9月経常収支
16:45 [フランス] 9月貿易収支
22:30 [アメリカ] 10月非農業部門雇用者数変化
22:30 [アメリカ] 10月失業率
22:30 [アメリカ] 10月平均時給
24:00 [アメリカ] 9月卸売在庫
24:00 [アメリカ] 9月卸売売上高
29:00 [アメリカ] 9月消費者信用残高

(提供:Investing.comより)

著者:樺 淳一