先月30日、暗号資産(仮想通貨)プラットホームのBakkt が複数の異なる資産を保持できるように設計された新タイプのデジタルウォレット「Bakkt アプリ」を公開した。

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(画像=Shutterstock)

Bakktアプリでは様々なデジタル資産を通貨のように表示管理し、受送信や決済ができる。扱えるデジタル資産は、ギフトカード、ポイント、クーポン、ゲーム内のデジタル資産、暗号資産などである。

Bakktは2018年に設立。ニューヨーク証券取引所(NYSE)の親会社インターコンチネンタル取引所(ICE)が手がける暗号資産プラットフォームだ。企業の事業評価額は21億ドル(約2,325億円)。先日には、ニューヨーク州のビットライセンスを取得し、暗号資産の売買サービスなどの関連事業を同州に展開することが可能になった。

Bakktは主な事業としてビットコイン先物取引とカストディサービスを行っている。2020年からスターバックスと提携し、同年に50万人のユーザーを対象にBakktアプリのテスト運用を行っていた。

テスト版では、スターバックスのユーザーはBakktアプリを通してビットコインやポイントを米ドルに換金し、スターバックスカードのチャージを行えるという設計がされていた。

今回、BakktはiOSとAndroidの両方で正式版Bakktアプリを公開した。

またアプリの公開にあたり、スターバックス、Best Buy(電化製品店)、GolfNow(ゴルフコース予約サービス)など米国の著名な企業を始め75以上の企業と提携したことを明らかにした。

BakktのCEOであるGavin Michael氏は、「デジタル資産へのアクセスを全ての人に拡大するための一歩として、Bakktアプリを一般に提供できることを嬉しく思います」「私たちの目的は、ユーザーがデジタル資産を好きなように追跡したり、使ったり、送ったりできるようにすることです」「私たちのウォレットが画期的なのは、あらゆる形態のデジタル資産を1つの場所に集めることができることです」と述べた。(提供:月刊暗号資産