暗号資産(仮想通貨)市場の盛り上がりは衰えることなく、さらに上昇し続けている。

13日から14日にかけ、ビットコインをはじめとした多くの銘柄が大幅上昇した。

ビットコイン
(画像=Shutterstock)

ビットコインは先月記録した過去最高値を更新し、6万3500ドル(約691万円)まで上昇。記事執筆時点においても最高値付近での取引が続いており、依然としてさらなる価格上昇に期待がかかっている。

大きな要因としては、米国時間14日に米暗号資産取引所Coinbaseがナスダックへの株式上場を控えていることが挙げられる。

ナスダックが発表したCoinbaseの参考株価は250ドル(約2万7,000円)と、事前の予測よりも少々低かったものの、あくまでこの数値は保守的な推定値に過ぎず、この価格で売買が始まるわけではないという点は留意すべきだろう。

暗号資産取引所の米株式市場への上場は初ということもあり、非常に注目度が高いことから、Coinbaseの株価が上昇すればビットコインをはじめとした暗号資産へのさらなる資金流入も十分考えられる。

今後はCoinbaseの上場も含めた外的要因をもとに、直近の節目である6万5000ドル(約707万円)を意識した取引が展開されるものとみられる。

また、近頃高騰が目立っているリップル(XRP)も大台に乗せた。

XRPはビットコインに先行して価格を上昇させ、日本時間未明には一時200円を突破。XRPが200円台に価格を乗せるのは2018年1月以来、実に3年ぶりのこととなる。

米証券取引所(SEC)との裁判で、リップル社にとってポジティブな状況が生まれたことから、今月に入りXRPは大きく価格を伸ばしている。さらに、スイスの証券取引所・SIXで、XRPの上場投資商品(ETP)が上場される見込みであるという一報が伝わったことも好感視されたものとみられる。

他暗号資産が昨年末頃から大きく価格を伸ばしているなか、XRPは伸び悩みを見せていたが、ここにきて好要因が重なってきたため、引き続きビットコインと同様に高値圏での取引が続く可能性がある。

なお、SECとの裁判の状況によっては大幅な価格変動がみられる可能性が高いだめ、注意は必要だ。

一連の暗号資産価格の上昇により、イーサリアムやユニスワップ(UNI)、ドージコイン(DOGE)などが再び過去最高値を更新した。

また国内上場銘柄としてはコインチェックで取り扱われているIOSTの価格高騰がめざましく、記事執筆時点では前日比約26%増の8.2円ほどまで高騰している。(提供:月刊暗号資産