国内暗号資産(仮想通貨)取引所クラーケン・ジャパンは13日、日本市場で初めて暗号資産取引の通貨ペアに米ドルとユーロを追加したと発表した。
今回のペア追加に伴い、以下取引が可能になる。
【米ドル建の取引】
- ビットコイン(BTC)/米ドル(USD)
- イーサリアム(ETH)/米ドル(USD)
- リップル(XRP)/米ドル(USD)
- ライトコイン(LTC)/米ドル(USD)
- ビットコインキャッシュ(BCH)/米ドル(USD)
【ユーロ建の取引】
- ビットコイン(BTC)/ユーロ(EUR)
- イーサリアム(ETH)/ユーロ(EUR)
- リップル(XRP)/ユーロ(EUR)
- ライトコイン(LTC)/ユーロ(EUR)
- ビットコインキャッシュ(BCH)/ユーロ(EUR)
またクラーケン・ジャパンは法定通貨同士の交換も可能だとしている。
- 日本円(JPY)/米ドル(USD)
- 日本円(JPY)/ユーロ(EUR)
- 米ドル(USD)/ユーロ(EUR)
今回の発表を通じて同取引所は「今年7月に設立10周年を迎えたクラーケンは、本拠地がある米国市場を中心とした米ドル建ての取引高で世界最大級、ユーロ建ての取引高では世界一を誇っています。こうしたことから、クラーケンの米ドル・ユーロペアの流動性は、業界最高水準の高さとなっています」と述べ、グループ全体で高い流動性を提供していることを強調した。
さらに、暗号資産市場は値動きが激しく、市場で素早く売買を行う必要があるため、高い流動性を提供することは極めて重要であるとの考えを示した。
今回の取り組みにより、米ドルとユーロ建での取引では米クラーケンの取引板が用いられる可能性があるため、日本ユーザーも高い流動性の恩恵を享受できると言える。
なお入出金については、現在米ドルとユーロには対応しておらず、日本円のみに対応していると説明している。(提供:月刊暗号資産)