日産キックスに500台限定モデルの「キックス コロンビアエディション」を設定。アウトドアブランド「Columbia」の知見と工夫とアイデアがコンパクトSUVの内外装に凝縮
日産自動車は2021年11月2日、コンパクトSUVの日産キックスに特別仕様車の「キックス コロンビアエディション」をラインアップし、同日より発売した。車両価格は297万円(ベース車両価格275万9900円+コロンビアパッケージ21万100円〈取付費込〉)に設定。販売台数は500台の限定だ。
今回の特別仕様車は、本年3月と6月に、総合アウトドアメーカーのコロンビアスポーツウェアジャパンと日産が実施したキャンペーンである『FITTING EARTH』を通して、アウトドアライフを後押ししてきたことをきっかけに、アウトドアに最適な仕様の特別仕様車を作るという両社の想いが合致し、商品化に至った。
ベース車はパワーユニットにHR12DE型1198cc直列3気筒DOHC12Vガソリンエンジン(82ps/10.5kg・m)+EM57型モーター(95kW/260Nm)+リチウムイオン電池のe-POWERを搭載するキックスのXグレード(2WD)で、ボディカラーはチタニウムカーキとダークブルーの2色を用意。また、フロントアンダープロテクターやリアアンダープロテクター、サイドシルプロテクターをブラックに加飾した「ブラックスタイルパッケージ」を採用したうえで、本特別仕様車オリジナルのアイテムを豊富に盛り込んだ。
エクステリアでは、フロントにコロンビアのコーポレートカラーであるブルーのグリルステッカーを、サイドとリアにコロンビアのロゴステッカーを、そしてコロンビア誕生の地であるオレゴン州最高峰のフッド山をあしらったグラフィックステッカーをリアドア後部に配備。キックスの精悍なSUVスタイルのなかで、コロンビアの世界観を巧みに表現した。
内包するインテリアでは、耐水性に優れたCORDURA fabric(305デニール)を使用し、生地に防水加工を施した、アウトドアに最適なラゲッジシートやシートバックポケット(運転席・助手席)、フロントシートエプロン(運転席・助手席)を特別装備する。ラゲッジシートはラゲッジフロアの保護に加え、シート背面のポケットに小物が収納可能。シートバックポケットには、コロンビアの代表的なプロダクト「マルチポケットフィッシングベスト」からインスパイアされた使いやすい大小のポケットやドリンクホルダー、ティッシュホルダー、ウェビングベルトを配する。脱着も簡単なフロントシートエプロンには、汚れたまま車内に乗り込んでも安心な防水加工の生地を採用した。ほかにも、ワンランク上の上質な空間を演出するエクセレント(ブラック、消臭機能付)のフロアカーペットや、熱を放射することで車内の温度上昇を抑制するRadi-Cool社製の放射冷却技術を採用したサンシェードを装備している。
(提供:CAR and DRIVER)