ブロックチェーンを用いたシステムソリューション企画・提案・設計・開発等を行うアーリーワークスは22日、博報堂DYミュージック&ピクチャーズと協業し、NFT(非代替性トークン)の保有で拡がるエンタテインメント体験およびサービスの提供を目指すプロジェクトをスタートすると発表した。

NFT
(画像=月刊暗号資産)

またプロジェクトの第1弾として、映画「EUREKA/交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション」公開を記念した、「エウレカセブン」初のデジタルグッズ販売を開始することも明かした。

「エウレカセブン」シリーズのNFT関連サービスを提供していくとしており、同シリーズの各キービジュアルをNFT化し、数量限定・期間限定で販売するという。販売されるNFTは3種類あり、本作のキャラクターデザインおよびメインアニメーターを務める吉田健一氏のサイン入りビジュアルは、オークション形式の1 点ものとして登場する。

アーリーワークスはプロジェクトの背景として、「デジタルデータは劣化することがないため、コレクションとして最良の状態で楽しむことができます」と利点を挙げた。

その一方で、デジタルカードは簡単に複製することができ、価値を感じられないというメリットがあるという課題も指摘している。

しかしNFT化することで限定性を与え、唯一性を証明できると説明。今後については、「NFTを通じて、作品のファンが楽しめる多様な体験を提供し、アニメグッズ界における新しい価値の創出を目指します」と抱負を述べている。

なお、シリーズ完結作となる本作は 11月26日に全国公開予定となっている。

NFTの販売に関する詳細は後日発表されるものとみられる。(提供:月刊暗号資産