(画像=月刊暗号資産)

SBI VCトレードおよびTaoTaoは1日、2021年12月1日を効力発生日として合併したと発表した。両社は今年9月に合併に関する発表を行なっていた。

SBI VCトレードはSBIグループにおける暗号資産交換業者として、暗号資産(仮想通貨)の販売所サービスや取引所サービスなどを提供しているほか、2020年11月からは貸暗号資産サービスの提供を開始するなど、事業拡大を進めている。

また、2020年10月にSBIグループ企業となったTaoTaoは、暗号資産交換業者ならびに第一種金融商品取引業者として、暗号資産の販売所サービスや暗号資産レバレッジ取引サービス等を提供していた。

両社は暗号資産分野におけるグループ内経営資源を集中させることで、暗号資産現物・OTCデリバティブを併せ持ったフルラインナップサービスを効果的に提供可能な体制の構築を進めるべく、合併に至ったとしている。なお、合併後もこれまでのサービスをそのまま継続しながら、新たなサービスを順次追加していく予定だ。

一方で、これまで独立していたSBI VCトレードとTaoTaoのサービスの統合を進め、2022年6月にサービスを完全に統合する計画だとしている。

SBI VCトレードでは、約100円からの少額取引が可能だ。また、 国内最大級のインターネット総合金融サービス事業を展開しているSBIグループが運営しているため、高いセキュリティ性も特徴だ。現在はビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)などを含む7銘柄を取り扱っている。

合併記念として、SBI VCトレードは1日より新規口座開設キャンペーンを開始した。2021年12月1日~2022年3月31日の期間において、SBI VCトレード(旧TAOTAO)口座の開設が完了したユーザーを対象に対し、1,500円相当の暗号資産をプレゼントするという。(提供:月刊暗号資産