日経平均 28,676.46 円 ▼ 106.13 円
≪東証一部≫
売買高 7億7,748万株
売買代金 1兆6685億7100万円
値上り銘柄数 635 銘柄
値下り銘柄数 1,455 銘柄
騰落レシオ(25日) 81.65 %
為替 1ドル=114.44 円
☆ 市況概況 ☆
閑散小動きで買い気もない
週末は米国株が休場となり、日本市場も全く方向感が見られなかったが、週明けの日本市場も閑散小動きで方向感が見られなかった。寄り付きは値持ちの良い始まりとなったが、総じて買い気に乏しくじりじりと手仕舞い売りに押されるものが多く、指数の下落以上に値下がり銘柄が多かった。
昼の時間帯も後場に入ってもさらに方向感は見られず、目先的な買い戻りや手仕舞い売りで上げ下げしているだけで、相場全体としては全く方向感は見られなかった。何かしらのテーマがあるでもなく、業績面で期待できるものが買われるということでもなく、あくまでも目先の需給だけでの動きであり、指数の動きだけで、結局は寄り天、じり安となった。
小型銘柄も手仕舞い売りに押されるものが多く、特に買われるものも見られず、冴えない展開となった。東証マザーズ指数は大幅安、二部株指数や日経ジャスダック平均も軟調だった。先物は全くと言っていいほど売り買いがなく、閑散として指数を動かすこともなかった。
売り急ぐ動きが見られないだけで全く買い気に乏しい展開となっている。年末ということで来年に期待して買い急ぐということでもなく、売り買いともに年明けからで良いというような雰囲気だ。今年中に買っておくとか、売っておくということもなく年内は閑散小動きが続くということなのだろう。
☆ テクニカル分析 ☆
日経平均
下値の節目とみられる25日移動平均線を意識して下げ渋りとなったが、特に買いも入らず、方向感まだ見られない。当面は移動平均線などを意識しての保ち合いということなのだろう。
☆ あれやこれやと一言 ☆
予想されたことではあったが、本日も閑散小動きとなった。米国株がどうしたということでもなく、何も材料がないということだろう。来年に対しても期待ができるという状況でもなく、目先の値動きで右往左往しているだけという感じだ。
動きがないと動けないということだし、腰の据わった買いが見られるということでもなく、来年に対して期待するでもなく、全く買い気に乏しい展開となっている。ただ、逆に今週は下値を試すようなことがあれば買い場ということなのではないかと思う。
とりあえず、当初の予定通り、月曜日と火曜日が安ければ水曜日と木曜日が高いというスタンスで対処したいと思うが、まずは月曜日が安いので、明日も安くなるようであれば買いを考えても良いと思う。
逆に明日から高くなるようであれば、水木が高く、そこが売り場となる可能性が高くなるし、月末の売りで水曜日、木曜日が大きく下落するということになるのではないかと思う。いずれにしても目先の動きなので大きな流れとしてはまだまだ保ち合いということだろう。
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清水 洋介(しみず ようすけ)
証券アナリスト・フィナンシャルコンシェルジュ。「チャートの先生」「投資のプロ」として、講演やセミナー活動を活発に開催。テレビや雑誌などでも投資についての解説、講義なども行っている。『ユーチューブチャンネル』も人気！
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