ブロックチェーン関連事業等を手がけるピクセルカンパニーズ株式会社は24日、メタバースおよびNFT関連プラットフォームであるディセントラランド内に複合リゾート施設等を建設する「メタ・リゾートTOKYO(仮称)」の開発プロジェクトを発足したと発表した。

ピクセルカンパニーズ、メタバース内に「TOKYO」のリゾート地を建設へ
(画像=月刊暗号資産)

このプロジェクトでは、NFTを活用したメタバース上に日本文化を全世界へ発信すべく、「東京」をイメージした仮想空間に複合リゾート施設等を建設し、新たな雇用と経済活動を生み出すエコシステムの創出を目指すという。「メタ・リゾートTOKYO」内には国際会議場や映画館やショッピングモール、劇場、アミューズメント、eスポーツといった様々な機能を持つ施設が建設される予定だ。

ピクセルカンパニーズは、「メタ・リゾートTOKYO」に多くの人々が行き交い、コロナ禍で訪問ができなかった東京の観光や、メタバース上でもう一つの「人生」を楽しむことができると説明している。

なお、このプロジェクトは「メタ・リゾートTOKYO」のシンボルであるアミューズメントパーク「メタ・リゾートPIXELタワー(仮称)」の建設から始める計画だという。

この取り組みを通じて、ピクセルカンパニーズは「『文化発信』『経済圏・雇用創出』『技術開発』については持続的に持ち続けるコンセプトとしてメタバース領域の事業に引き続き取り組んでまいります」と述べている。

ピクセルカンパニーズはジャスダックに上場し、カジノゲーミングマシンの開発や、ブロックチェーンをはじめとしたシステム開発事業などを手掛けている。

メタバースへの注目度は今年後半から急激に高まり、国内外問わず様々な取り組みが行われている。

大企業ではNIKE(ナイキ)やadidas Originals(アディダス)などのスポーツブランドがメタバースに参入。先日には、世界4大会計事務所のひとつであるPricewaterhouseCoopers(PwC)の香港支社がThe Sandboxの土地である「LAND」を購入し話題となった。(提供:月刊暗号資産