クラウドセーフティーは27日、同日より歌い手「ブロックチェーンちゃん(CV:櫻井智)」と「量子コンピュータちゃん(CV:浅野真澄)」のユニットによる楽曲「不確定ラビリンス」を全世界一斉配信することを発表した。

「ブロックチェーンちゃん」登場 「不確定ラビリンス」が配信
(画像=月刊暗号資産)

不確定ラビリンスはテクノロジー擬人化プロジェクト「必見!サイバー防衛隊」「量子でパラダイス」の主題歌。総合プロデューサである西島剛が作詞を制作し、シンガーソングライター・サウンドクリエイターであり、アニソンOP制作実績もあるAZUMA HITOMIさんが編曲を担当した。

ホームページによると、「必見!サイバー防衛隊」は「サイバーセキュリティが非常に重要な世界であることを理解してもらい、かつこの世界を身近に感じてもらえるようなコンテンツを作る」目的で立ち上げられた。

エンターテイメントを核としたコンテンツ作りに注力し、テクノロジー関連コンテンツも多数制作していく予定だという。プロジェクト第一弾として、複数の声優をIT講師としてプロデュースする企画を発表している。

また、「量子でパラダイス」は「楽しく量子コンピュータエンジニアを養成し、エンターテイメントをコンセプトにした量子コンピュータ関連レポートを公開する」Webサービス。Webサイト上では、ピクチャードラマ「エンクリプションジャーニー〜量子コンピュータ VS ブロックチェーン〜」を販売中だ。

こうしたプロジェクトを手がけているクラウドセーフティーは「ブロックチェーンやサイバーセキュリティなどIT・ハイテク関連全般を誰にでも楽しく理解できるようなコンテンツを提供すること」を掲げているIT企業。

ブロックチェーンや量子コンピュータなどの最新技術は人々の生活変える可能性を秘めた重要な存在であるのに対し、一般ユーザーの理解度は浸透していないのが現状だ。

昨今はブロックチェーン技術に基づいたNFT(非代替性トークン)の注目度も高まるなか、エンタメを活用し、人々の認知・理解を深めるための施策が課題となる。

ブロックチェーンなどの最新技術の採用が進むにつれ、こうした普及活動にも注目だ。(提供:月刊暗号資産