パーソナライゼーション・サービス部門の「Q」が日本専用に手がけたアストンマーティンDB11のスペシャルコミッション仕様「W1」がデビュー。ボディカラーはアリゾナブロンズとルナーホワイトの2色を設定
アストンマーティン ジャパンは2021年12月20日、プレミアムスポーツカーのDB11に特別仕様車の「W1」を設定し、予約受注を開始した。販売台数は10台の限定だ。
今回の特別仕様車は、アストンマーティンのパーソナライゼーション・サービス部門である「Q」が日本専用に手がけたスペシャルコミッション仕様で、英国ロンドン屈指の高級住宅街、現在は商業地区としても発展を続けるメイフェアのラグジュアリーなライフスタイルにインスピレーションを受けて製作される。車名のW1は、ロンドン中心部メイフェアの郵便番号にちなんで命名されたものだ。
外装では、ボディカラーにメイフェアの典型的な建物の色を彷彿させるアリゾナブロンズ(ARIZONA BRONZE)と、これと好対照をなすルナーホワイト(LUNAR WHITE)の2色を設定。ルーフはグロスブラックで仕立て、合わせてグロスブラック・アッパーパックを組み込む。また、アリゾナブロンズのピンストライプをグロスブラックのスプリッター/ディフューザー/サイドシル/サイドストレーキやブラックグリルのヴェーンエッジに施し、さらにユニオンジャックのウィングバッジやブラックエナメル製の“Q”バッジを特別装備。足もとには、サテンブラック&ブロンズ塗装の20インチ・ディレクショナルスタイルホイールとアノダイズドのブレーキキャリパーを装着した。
内包するインテリアは、バイソンブラウンのモノトーン仕上げを標準で、グラッシャホワイト&バイソンブラウンのデュオトーン仕上げをオプションで設定する。
モノトーンではバイソンブラウンのセミアニリンレザーシートにアイスモカのコントラストステッチおよびAMウィング刺繍、Q-ヴァーテックパターンのレザー同色キルティング:シートボルスター、Q-マイクロパーフォレーション・シートインサートを特別装備。また、バイソンブラウンレザーのヘッドライニング、ブローグのセンターアームレストやドア、ダーククロムのジュエリーパック、ブラックのカーペット、ダークタモアッシュ・オープンポアのトリムインレイなどを採用した。
一方、デュトーンではグラッシャホワイト&バイソンブラウンのセミアニリンレザーシートにアイボリーのステッチおよびAMウィング刺繍、Q-ヴァーテックパターンのレザー同色キルティング:シートボルスター、Q-マイクロパーフォレーション・シートインサートを特別装備。さらに、グラッシャホワイトレザーのヘッドラインニングやモカのカーペット、そしてアイスモカのシートベルトといった専用アイテムを配備している。
パーソナリゼーションおよびスペシャル・セールス部門を率いるサイモン・イングルフィールド氏は、DB11「W1」について以下のようにコメントする。
「ロンドンのメイフェア地区のような場所には、すぐにそれと分かるものから隠れた宝石のようなものまで、何千ものインスピレーションに溢れている。これがW1にどのように反映されているのか、自身の目でぜひ確かめてほしい」
(提供:CAR and DRIVER)