国内暗号資産(仮想通貨)取引所Huobi Japanは23日、リップル(XRP)保有者に対し実施予定のSologenicにおけるネイティブトークン「SOLO」のエアドロップに対応することを発表した。

Houbi Japan、SOLOのエアドロップに対応すると発表
(画像=月刊暗号資産)

Huobi Japanでは、日本時間2021年12月25日午前5時にXRP保有量確認のためのスナップショット(権利確定)の取得を行う予定だ。

国内暗号資産取引所として、SOLOのエアドロップに対応したのは初めてだ。

XRP保有者向けに行われるスナップショットに伴い、2021年12月25日4:30~6:00の間、XRPの入出金を一時停止する。

付与対象者はスナップショット時点において、Huobi Japanの口座に10XRP以上保有しているユーザーとなる。

実際に付与する時期については明らかになっていない。

海外取引所では、Binance(バイナンス)やBitrueなどもエアドロップに対応する方針を明らかにしている。

Sologenicはリップルネットワークをベースにしたデリバティブ・プロトコルで、証券、株式、ETF、コモディティなど非ブロックチェーン資産をトークン化するものだ。

このプロジェクトの目標は、経済にトークンをもたらすことによって、伝統的な金融資産および暗号資産との間のギャップを埋め、様々な方法で暗号資産を活用できるようにすることだ。

これにより、暗号資産とブロックチェーンに基づかない資産との間にダイナミックな橋渡しをすることができるとしている。

SologenicのエコシステムはSOLOを中心に展開されており、機関投資家や個人投資家が非ブロックチェーン資産を取引することを妨げている参入障壁を取り除く。

Sologenicの公式ブログによると、今回のエアドロップで配布される量は200,000,000SOLOとなっている。

Sologenic(SOLO)はXRP台帳のDEX(分散型取引所)の1つであり、今後はNFTマーケットプレイスの立ち上げなども計画しているようだ。(提供:月刊暗号資産