国内暗号資産(仮想通貨)取引所Houbi Japanは、13日15時から取引所サービスでシンボル(XYM)の取扱いを始めた。Houbi Japanの暗号資産新規取扱いは、2021年9月のトロン(TRX)とクアンタム(QTUM)の上場以来となる。
シンボルはネム(XEM)の大型アップデート後に誕生した新プラットフォーム。企業とブロックチェーンを結びつけ、新しい価値を生み出すことを支援するブロックチェーンプラットフォームだ。
シンボルのプラットフォーム上で利用することができるのが暗号資産XYM。XEMの次世代暗号資産として注目を集めている。XEMに比べ、セキュリティ性能が大幅にアップデートされたことで、暗号資産としての信頼価値も高まっている。
シンボルは今後、DeFi分野での基軸通貨として利用される期待が高い。それによってステーキングやレンディングの市場規模が大きくなるにつれてそのトークンであるXYMの利用価値が高まるという構図になっている。NFTの面でもシンボルの高いセキュリティや拡張性は期待されている。シンボルを使った「NENBER ART」というNFT取引プラットフォームもすでに公開されている。
また、シンボルはDeFi(分散型金融)分野やNFT(非代替性トークン)分野だけでなく、データ管理にも利用が期待されている。2022年にカタールで開催されるサッカーワールドカップに関連する施設工事の進捗管理がシンボルのプラットフォームを活用して行われる。ワールドカップでシンボルの名前が度々登場すれば、XYMの世界的な認知度も高まるだろう。現在XYMは22円台を推移しており、時価総額は約1,277億円となっている。
Houbi JapanではXYMの取扱いを記念して、1月11日~1月26日の期間にて「フォロー&リツイートで1000円相当の暗号資産が当たる」と「XYM/JPY取引手数料最大100パーセント還元」の2大キャンペーンを実施する。
現在Houbi Japanでは、ビットコイン(BTC)、ビットコインキャッシュ(BCH)、イーサリアム(ETH)、イーサリアムクラシック(ETC)、ライトコイン(LTC)、モナコイン(MONA)、ネム(XEM)、ステラルーメン(XLM)、リップル(XRP)、フォビトークン(HT)、ベーシックアテンショントークン(BAT)、オントロジー(ONT)、トロン(TRX)、クオンタム(QTUM)を取り扱っている。XYMを加えると15銘柄となる。
XYMを取り扱っている国内暗号資産交換業者は、ほかにビットバンク、Zaif、サクラエクスチェンジ、GMOコインなどがある。コインチェックとbitFlyerは3月からの取扱い開始予定を表明している。(提供:月刊暗号資産)