ボディカラーに専用のハッピーイエローを纏ったフィアット500の特別仕様車「500ジアリッシマ」が日本上陸。販売台数は200台限定

FCAジャパンは2022年2月22日、フィアット500に日本専用の特別仕様車「500ジアリッシマ(500 Giallissima)」をラインアップし、3月5日より発売すると発表した。車両価格は233万円に設定。販売台数は200台の限定だ。

フィアット500に「とっても黄色い」特別仕様車が登場
▲フィアット500ジアリッシマ 価格:5AMT233円 全長3570×全幅1625×全高1515mm ホイールベース2300mm 車重990kg 乗車定員4名 販売台数は200台限定

今回の特別仕様車は、通常モデルの「500 1.2カルト」をベースに鮮やかなイエロー系の内外装カラーを採用して、乗る人すべての気分を盛り上げる1台に仕立てたことが特徴。車名のジアリッシマは、イタリア語で“黄色”を表す Gialloと、イタリア文法で最上級を作る接尾辞 「-issimo(a)」を掛け合わせた造語で、いわば「とっても黄色い」を意味している。

フィアット500に「とっても黄色い」特別仕様車が登場
▲鮮やかなイエローの専用ボディカラー“ハッピーイエロー”を採用

外装には専用ボディカラーのハッピーイエローを採用。また、エクステリアミラーハウジングは鮮やかなコントラストを示すブラックで彩る。足もとには、レトロな雰囲気のホイールカバーで覆う14インチスチールホイールを装着した。

フィアット500に「とっても黄色い」特別仕様車が登場
▲イエローとのコントラストを示すブラックのエクステリアミラーハウジングを装着
フィアット500に「とっても黄色い」特別仕様車が登場
▲レトロな雰囲気のホイールカバーで覆う14インチスチールホイールを組み込む

インテリアに関しては、ボディ色と同じハッピーイエローのインストルメントパネルを特別装備したことがトピック。合わせて、アイボリーカラーのレザー調ステアリングホイールやFIATロゴのモノグラムを配したブルー系のファブリックシートを装着して、イタリアンコンパクトらしいビビッド感を際立たせた。ベース車と同様、Apple CarPlay/Android Auto対応オーディオプレイヤー(Uconnect)および7インチタッチパネルモニターやマルチファンクションディスプレイ、USBポート、トリップコンピューターなどの機能アイテムも採用している。

フィアット500に「とっても黄色い」特別仕様車が登場
▲ボディ色と同じハッピーイエローのインストルメントパネルを特別装備。ハンドル位置は右
フィアット500に「とっても黄色い」特別仕様車が登場
▲アイボリーカラーのレザー調ステアリングホイールを装備
フィアット500に「とっても黄色い」特別仕様車が登場
▲Apple CarPlay/Android Auto対応オーディオプレイヤー(Uconnect)および7インチタッチパネルモニターを採用
フィアット500に「とっても黄色い」特別仕様車が登場
▲FIATロゴのモノグラムを配したブルー系のファブリックシートを装着

パワートレインはベース車と基本的に共通で、1240cc直列4気筒OHCガソリンエンジン(69ps/102Nm)+ATモード付5速シーケンシャルトランスミッション(デュアロジック)を搭載。ESC(エレクトロニックスタビリティコントロール)やABS+EBD、TPMS(タイヤ空気圧モニタリングシステム)、ESS(ハザードランプ緊急制動表示機能)といったセーフティ機構も標準で組み込んでいる。

Writer:大貫直次郎

(提供:CAR and DRIVER