カスタマーモータースポーツ車両のGRスープラGT4の納車50台を記念して特別仕様車の「50エディション」を設定。販売台数は6台限定
TOYOTA GAZOO Racing Europeは2022年2月23日、カスタマーモータースポーツ車両のGRスープラGT4の限定モデル「50エディション(50 Edition)」を発表した。販売台数は6台限定で、欧州、アジア、北米に各2台ずつ配車する予定。車両価格は欧州仕様で17万5,000ユーロ(約2,280万円)に設定している。
50エディションはGRスープラGT4のユーザーへの納入が2021年末に50台に達したことを記念して製作された特別仕様車で、通常モデルをベースにオプション装備やスペシャルなデカールなどを内外装の随所に採用したことが特徴である。
まず外装では、ルーフとフロントサイドフェンダーにゴールドで彩った「50 Edition」ロゴのデカールを貼付したことがトピック。また、ブラックのインドアカーカバーを標準で装備した。
内装では、6台のうちの1台であることを示すシリアルナンバー入りの専用50 Editionプレートを特別装備。また、メニューナビゲーション・コントロールボタンにもゴールドの「50 Edition」ロゴを配する。さらに、シートにはGR Supra GT4ロゴを刺繍したカーボンファイバー骨格のフルバケットタイプを装着し、合わせて同様のシートをパッセンジャー側にも配備した。
パワートレインは基本的に通常モデルと共通で、アクラポビッチの排気システムを採用した2997cc直列6気筒DOHCツインスクロールターボエンジン(430hp/650Nm)に7速スポーツオートマチック(パドルシフト付)を組み合わせて、後輪を駆動。シューズには305/660-18サイズのピレリP-ZEROタイヤと11J×18サイズのOZ製アルミホイールを、制動機構にはブレンボ製の前6ピストン/後4ピストンレーシングブレーキキャリパーを採用している。
(提供:CAR and DRIVER)