英名門サッカークラブであるマンチェスター・シティが、暗号資産(仮想通貨)取引所OKXと提携したことが明らかになった。4日、同クラブが発表した。OKXとしては、サッカー分野では初めてのスポンサーシップとなる。

英名門サッカークラブのマンチェスター・シティ、暗号資産取引所OKXと提携
(画像=月刊暗号資産)

マンチェスター・シティは、英国のプレミアリーグで5度優勝している人気の高いクラブだ。

今回のOKXとの契約は数年間に及ぶもので、同クラブの男女サッカーチームやeスポーツ事業の分野でのパートナーシップになるという。契約の詳細は未だ明らかになっていないが、マンチェスター・シティの本拠地であるエティハドスタジアムなどではOKXの広告が見られるようになる。

OKXは利用者数が2,000万人を超える暗号資産取引所であり、スポットでの取引高も世界トップクラスを記録している。

マンチェスター・シティのCOOを務めるRoel De Vries氏は、次のようにコメントを残した。

「今回のパートナーシップを通じてイノベーションや成功に燃える心、それぞれの業界で最先端であることという共通の価値観を並べることができる。OKXの多様な顧客に対する幅広く包括的なアプローチは我々と共鳴する。これからのパートナーシップで協働することを楽しみに思う」

OKXのCEOであるJay Hao氏は、「世界中で最も愛され、成功しているチームの1つであるマンチェスター・シティとパートナーになれて嬉しく思う」とした上で、「サッカーと暗号資産はいずれも皆のためのものであり、社会に包括性をもたらすという重要なポイントで似通っている」とコメントした。

暗号資産関連企業がスポーツチームのスポンサーになる例は珍しくない。2月には、マンチェスター・シティの競争チームであるマンチェスター・ユナイテッドがテゾス(Tezos)と年間2,700万ドル(約31億円)のスポンサー契約を締結したばかりだ。(提供:月刊暗号資産