建物を次々と作り出して循環させる「スクラップアンドビルド」が主流だったフロー型から1つの建物を長く使っていく「ストック社会」へ移行したことで、不動産管理の重要性が増している。日本には賃貸不動産管理に関する法律が未整備だったが、2021年6月に「賃貸住宅管理業法」が成立した。これに尽力してきたのが、街の賃貸不動産管理業者を束ねる全国賃貸不動産管理業協会（通称、全宅管理）。『「住まう」に、寄りそう。』 をスローガンに掲げ、単なる「物件管理」ではなく、人や地域と深く関わる存在として「地域価値共創」まで寄与することを目指している。そんな全宅管理の佐々木会長に賃貸不動産管理業の在るべき姿について伺った。
一般社団法人全国賃貸不動産管理業協会
会長
佐々木 正勝
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