この記事は2022年4月22日に「月刊暗号資産」で公開された「クラーケンジャパン、ポルカドットを取扱い 年利12%のステーキングサービスも提供」を一部編集し、転載したものです。
国内暗号資産(仮想通貨)取引所クラーケンジャパンは22日、ポルカドット(DOT)の取扱いとステーキングサービスを開始した。
ポルカドットは様々な分散型アプリ(dApps)の受け皿となるブロックチェーンという点で、「イーサリアムキラー」の一角として注目されている。
現在の時価総額は約2.3兆円。メインネットワークと外部の開発者がカスタム可能な「パラチェーン」で構成されており、日本発のパブリックブロックチェーン「アスターネットワーク(Aster Network)」がパラチェーンとして接続されていることでも知られる。
ポルカドットの取扱いはクラーケンジャパンの取引所、販売所にて対応している。同取引所が取扱う暗号資産と日本円や米ドルなどの法定通貨、全てのペアでポルカドットの取引が可能だ。
ステーキングサービスについては、特別な契約は必要なく、ポルカドットを保持することで自動的にサービスを受けることができ、報酬を受け取ることができる。発表によると、年利(単利)は12%だという。
ポルカドットを日本国内で取扱う暗号資産取引所は、ビットフライヤー、GMOコイン、ビットポイントジャパン、SBIFXトレード(法人対象)などが挙げられる。
クラーケン(Kraken)は2011年に設立され、米サンフランシスコに拠点を置く大手暗号資産取引所。米国ワイオミング州において、暗号資産取引所として世界で初めて銀行ライセンスを取得した。
なおクラーケンジャパンが現在取扱っている暗号資産銘柄は、ビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)、リップル(XRP)、ビットコイン・キャッシュ(BCH)、ライトコイン(LTC)、チェーンリンク(LINK)、ベーシック・アテンション・トークン(BAT)、OMGネットワーク(OMG)の8銘柄となっている。(提供:月刊暗号資産)