トヨタの人気高級ミニバンのアルファードに特別仕様車「S“TYPE GOLD Ⅲ”」を設定。ヴェルファイアは従来の「GOLDEN EYES Ⅱ」から「GOLDEN EYES Ⅲ」に移行
トヨタ自動車は2022年4月27日、高級ミニバンのアルファードに特別仕様車「S“TYPE GOLD Ⅲ”」を設定し、合わせてヴェルファイアの「GOLDEN EYES Ⅱ」を「GOLDEN EYES Ⅲ」に変更して、5月13日に発売すると発表した。
車両価格は以下の通り。
■アルファード
特別仕様車S“TYPE GOLD Ⅲ”・2WD:430万6,000円
特別仕様車S“TYPE GOLD Ⅲ”・4WD:456万1,000円
ハイブリッドS“TYPE GOLD Ⅲ”:515万4,400円
■ヴェルファイア
GOLDEN EYES Ⅲ・2WD:430万6,000円
GOLDEN EYES Ⅲ・4WD:456万1,000円
ハイブリッドGOLDEN EYES Ⅲ:515万4,400円
まずはアルファードの特別仕様車「S“TYPE GOLD Ⅲ”」から解説していこう。
ベース車は通常モデルのSグレードで、外装にはゴールドで仕上げた専用フロントエンブレムのほか、スモークメッキ+黒メタリック塗装のフロントグリルやスモークメッキのボンネットフードモールおよびフロントバンパーモール、スモークメッキのLEDフロントフォグランプモール、スモークメッキ+ブラックエクステンションの3眼LEDヘッドランプ、イルミネーション(デイライト)機能付きLEDクリアランスランプ、スモークメッキのバックドアガーニッシュ、メッキモール付きのサイドマットガードなどを標準で装備。ガソリン車には、高輝度塗装の18インチアルミホイールも装着した。
内装に関しては、サンバーストゴールドウッド+ゴールドスパッタリングのインストルメントパネルやサンバーストゴールドウッドのシフトノブ、メーターリングゴールド加飾のオプティトロンメーター、ブラックインテリア(ルーフ・ピラー)、メッキのインサイドドアハンドル、合成皮革+サンバーストゴールドウッド+ゴールドスパッタリングのドアトリム、ゴールドメッキ加飾のスマートキーなどを標準で採用。ガソリン車はコンソールボックスもサンバーストゴールドウッド+ゴールドスパッタリングで彩る。機能装備として、ナノイーやアクセサリーコンセント、スマートエントリー、パワーバックドアも組み込んだ。また、シート表皮にはスエード調で上質な肌触りのブランノーブⅡ[パーフォレーション]と合成皮革のコンビネーションを新たに採用している。
先進安全装備の拡充も注目点。接近車両との衝突被害軽減をサポートするブラインドスポットモニターとパーキングサポートブレーキ(後方接近車両)を標準で装備した。
ヴェルファイア「GOLDEN EYES Ⅲ」に話を移そう。
外装には、漆黒メッキのボンネットフードモール/フロントグリル/バックドアガーニッシュ/LEDフロントフォグランプモール/リアランプガーニッシュ、ゴールドエクステンション+スモークエクステションを配した3眼LEDヘッドランプなどを標準で採用。ガソリン車には、高輝度塗装の18インチアルミホイールも装備した。
内装については前述のアルファード「S“TYPE GOLD Ⅲ”」と同様、サンバーストゴールドウッド+ゴールドスパッタリングのインストルメントパネルやサンバーストゴールドウッドのシフトノブ、メーターリングゴールド加飾のオプティトロンメーター、ブランノーブⅡ [パーフォレーション]+合成皮革のシート表皮などを標準で採用。先進安全装備のブラインドスポットモニターやパーキングサポートブレーキ(後方接近車両)なども標準で組み込んだ。
なお、パワートレインは従来と基本的に共通で、ガソリン車に2AR-FE型2,493cc直列4気筒DOHCエンジン(182ps/24.0kg・m)+Super CVT-iを、ハイブリッド車に2AR-FXE型2,493cc直列4気筒DOHCガソリンエンジン(152ps/21.0kg・m)+前2JM型モーター(105kW/270Nm)/後2FM型モーター(50kW/139Nm)+ニッケル水素電池(6.5Ah)のリダクション機構付THSⅡ・E-Fourを採用している。
(提供:CAR and DRIVER)