日経平均 | 2万6,739.03円 △336.19円 |
為替 | 1ドル=127.9円 |
売買高(東証一部、以下同) | 12億5,330万株 |
売買代金 | 2兆9,995億円 |
値上り銘柄数 | 1,271銘柄 |
値下り銘柄数 | 492銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 94.42% |
市況概況
米国株は軟調だが前日の大幅安の反動から日経平均は大幅高
米国株は引き続き冴えない展開だったが、日本市場は昨日(2022年5月19日)の大幅安の反動もあり、買い先行となった。
寄り付きの買いが一巡した後も売られないため、買い戻しが入り、ジリジリと指数は上昇。上値の節目と見られる2万6,500円でも売り急ぐ動きはなかったことで、さらに買い戻しは進んで大幅高になった。
昼は、特に方向感が見られなかった。後場は、堅調な始まりで、方向感はなかったが値持ちはいい銘柄が多く、週末の買い戻しで上値を試す動きになった。
ヘッジ売りを急ぐというよりは、買い戻しを急ぐ形で、最後まで指数先行で買われ、高値圏での引けになった。
小型銘柄は、買い戻しや買い直しの動きから、堅調な地合い。東証マザーズ指数は大幅高だった。
先物はヘッジ売りがあったので、上値は限られたが、ETF(上場投資信託)などの売買に伴う持ち高調整の買いなどもあったようで指数を押し上げる場面もあった。
米国市場の割には堅調だったが指数先行ということでまだまだ調整感は否めない。積極的に買い上がる材料もなく、あくまでも目先の持ち高調整の動きなのだろう。
業績面で割安感が強い銘柄などは下がれば買いたいということなので、相場全体としては買えないながらも売られないということなのだろう。空売りが積み上がれば意外高になるのだろうが、まだまだ保ち合い継続だと思う。
テクニカル分析
日経平均
再び雲の中に入ってきたが25日移動平均線や基準線、75日移動平均線などに上値を押さえられている形だ。雲全体で上値を押さえているという見方もでき、再度下値を試すのではないかと思う。
当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。