この記事は2022年4月28日に「月刊暗号資産」で公開された「コインチェック、国内初となるザ・サンドボックスの「SAND」の取扱いを開始 」を一部編集し、転載したものです。


暗号資産,仮想通貨
(画像=PIXTA)

国内暗号資産(仮想通貨)取引所コインチェックは24日、ザ・サンドボックス(The Sandbox:SAND)の取扱いを発表した。SANDの取扱いは国内初となる。同日より、コインチェックのWeb版およびアプリ版において、送金、受取、購入、売却が可能となった。

コインチェックとザ・サンドボックスは2020年9月にパートナーシップを締結しメタバース事業の展開を進めている。これまでに「Coincheck NFT(β版)」でランドセールを行うなど、ザ・サンドボックスのプロジェクトを支援してきた。今年1月には2035年の近未来都市をイメージした「Oasis TOKYO」を開発することを発表している。

SANDはイーサリアム上で発行され、メタバースゲーム「ザ・サンドボックス(The Sandbox)」内で流通しているERC20トークン。ザ・サンドボックスはイーサリアム・ブロックチェーン上に構築されており、ユーザーはアバターを操作しながら、ゲームへの参加およびアイテムの購入などにSANDを利用することができる。

ザ・サンドボックスは、立方体を組み合わせて作成するマインクラフトと似た世界観を持った3DCGのボクセルアート系ゲームだ。ユーザーはゲーム内でLAND(ランド)と呼ばれるバーチャル上の土地を購入することが可能で、多くの企業や著名人が参入している。

また、SANDは将来的にザ・サンドボックスのゲーム運営へ参加するガバナンストークンとしての役割を担うとされている。

海外ではバイナンス(Binance)や、FTX、クラーケン(Kraken)、ゲート(Gate.io)など多くの大手取引所ですでに取り扱われている。

コインチェックは併せて、最大年率5%の暗号資産レンディングサービス「Coincheck貸暗号資産サービス」においてもSANDの貸付募集を開始したと発表した。募集貸付プランは、14日間で年率1%、30日間で年率2%、90日間で年率3%、180日間で年率4%、365日間で年率5%となる。最低貸付数量は1万円相当の暗号資産となる。

また、取扱い記念として、24日からコインチェックにおいて、SANDを合計5万円以上分購入したユーザーから抽選で10名に10万円が当たるキャンペーンも実施するようだ。(提供:月刊暗号資産