アルピーヌがA110の受注生産プログラム「スタンダードオプション」と「アトリエアルピーヌ」を始動。ボディカラーやホイール、ブレーキキャリパーカラーを自由に組み合わせてオーダー可能。推奨オプションをあらかじめ組み合わせたエッセンシャルパッケージも設定
アルピーヌ・ジャポンは2022年5月20日、本年1月に大幅改良を果たしたミッドシップスポーツカーのA110の受注生産プログラム「スタンダードオプション」と「アトリエアルピーヌ(ATELIER ALPINE)」を日本で開始すると発表。合わせて、推奨オプションをあらかじめ組み合わせたエッセンシャルパッケージを設定するとアナウンスした。
ベース車は、通常モデルで1,798cc直列4気筒DOHC16V直噴ターボエンジン(252ps/320Nm)+7速DCTを搭載するA110、1,798cc直列4気筒DOHC16V直噴ターボエンジン(300ps/340Nm)+7速DCTを搭載するA110GT、1,798cc直列4気筒DOHC16V直噴ターボエンジン(300ps/340Nm)+7速DCTを搭載するA110Sの3タイプで構成。ここに、ボディカラーやホイール、ブレーキキャリパーカラーなどを自由に組み合わせてオーダーできる新プログラムを設定する。右と左のハンドル位置を選択することも可能だ。
まずはスタンダードオプションから紹介しよう。
ボディカラーはオプション価格12万円のノワール プロフォン M/グリ トネール M/ブルー アビス Mと、同27万円のブルー アルピーヌ M/ブラン イリゼ M/オランジュ フーM、同72万円のグリトネール マットという計7色を設定する。
ホイールについては、オプション価格16万円のフックス(シルバーまたはグリチターヌサテン)、無償のセラック(ブラック)、同10万円のGRAND PRIX(ブラック)、GT RACE(2 トーン)という5種類の18インチアロイホイールを設定した。
ブレーキキャリパーは無償のブラックとオプション価格6万円のブルーを用意。また、エクステリアにはカーボンルーフ(32万円)とエアロキット(78万円)を、インテリアにはブラックレザー(無償)、グレーステッチインテリア(ブラックインテリアのみ、3万円)、マイクロファイバーパック(25万円)を設定した。
次にアトリエアルピーヌの展開を見ていこう。
ボディカラーはブルー ポン/ブルード フランス/ブルー ネプチューン/ブルー フォンセ/バニーユ/ヴェール ティヨル/ヴェール ジャルダン/アシエ メタルM/チューリップ ノワールM/ルージュ ルビーM/ローズ ブリュイエールM/ベージュ コルナリンM/ベージュ サーブルM/ヴェール ノルマンM/ヴェール エムロードM/ヴェール サンドルM/ブルー アジュールM/ブルー アルピーヌ エリタージュM/ブルー アルピーヌ アシエM/ブルー シエラMという計20色をラインアップ。オプション価格は全カラーとも72万円に設定した。
ホイールについては、セラック、レジェンド、GT RACEという3種類の18インチアロイホイールに、それぞれゴールド、ブリリアントブラック、ブリリアントホワイトのカラーを用意して全9タイプを展開。オプション価格はすべて10万円に設定する。
ブレーキキャリパーに関しては、イエロー、レッド、ライトグレー、ゴールドの4種類をラインアップ。オプション価格は6万円に設定している。
エッセンシャルパッケージに話を移そう。同パッケージはA110、A110GT、A110Sに用意。また、スタンダードオプションとアトリエアルピーヌでは一部組み合わせることのできない、特別な仕様を採用している。
まずA110エッセンシャルパッケージは、ボディカラーをブルー アルピーヌMで彩ったうえで、シルバーのフックスアロイホイールとブルーのブレーキキャリパーを装備。車両価格は850万円に設定する。
次にA110GTエッセンシャルパッケージは、2タイプを用意。1つはブルー アルピーヌMのボディカラーにブラックのGRAND PRIXアロイホイール、レッドのブレーキキャリパー、ブラックインテリア・ブルーステッチを採用した仕様で、車両価格は928万5,000円に設定する。もう1つはブルー アビスMのボディカラーにブラックのGRAND PRIXアロイホイール、ゴールドのブレーキキャリパーを組み合わせた仕様で、車両価格は916万円に設定した。
そしてA110Sエッセンシャルパッケージは、ブルー アルピーヌMまたはブラン イリゼMのボディカラーに、カーボンルーフと2トーンのGT RACEアロイホイールを装着。車両価格は955万円に設定している。
(提供:CAR and DRIVER)