三菱自動車がコンパクトハッチバックのミラージュを一部仕様変更。フロントドアガラスの改良などを実施

三菱自動車は2022年6月9日、コンパクトカーのミラージュの仕様変更を行い、同日より発売した。

三菱コンパクトハッチバックのミラージュが機能装備の充実化
▲三菱ミラージュ・ブラックエディション 2トーンカラー 価格:CVT162万8,000円 全長3,855×全幅1,665×全高1,505mm ホイールベース2,450mm 車重900kg 乗車定員5名 WLTCモード燃費20.0km/リットル

車種展開は以下の通り。
ブラックエディション 2,トーンカラー:162万8,000円
ブラックエディション モノトーンカラー:161万1,500円
G:158万4,000円
M:145万7,500円

三菱コンパクトハッチバックのミラージュが機能装備の充実化
▲三菱ミラージュG 価格:CVT158万4,000円 全長3,855×全幅1,665×全高1,505mm ホイールベース2,450mm 車重900kg 乗車定員5名 WLTCモード燃費20.0km/リットル

今回の商品改良は、機能装備の拡充を図ってコンパクトカーとしての訴求力をより引き上げたことが特徴である。
まず、フロントドアガラスを従来の99%UV(紫外線)カットガラスから、99%UVカットおよびIR(赤外線)カットガラスに変更。日差しによる暑さやジリジリ感を軽減し、夏場の快適性を向上させた。

三菱コンパクトハッチバックのミラージュが機能装備の充実化
▲フロントドアガラスに99%UVカットおよびIR(赤外線)カットガラスを新装備(1)。従来より継続するフロントウィンドシールドのUVカットガラス(2)、リアドアガラス/リアゲートガラスのUVカット機能付プライバシーガラス(3)と合わせて、快適な室内空間を実現

次に、従来はメーカーオプション設定であった寒冷地仕様を標準で採用(エンジン始動直後から温風を送り出すスタートアップヒーターはGとMに2万4,200円のオプション設定)。寒冷地仕様ラジエータークーラントと寒冷地対応バッテリーを組み込んで、冬場の信頼性をいっそう高めた。

三菱コンパクトハッチバックのミラージュが機能装備の充実化
三菱コンパクトハッチバックのミラージュが機能装備の充実化
▲Gグレードの内装。従来はメーカーオプション設定であった寒冷地仕様を標準で採用する。 シート表皮はブラックファブリック(シルバーステッチ付)
三菱コンパクトハッチバックのミラージュが機能装備の充実化
▲ブラックエディションは本革巻きステアリングホイールや本革巻きシフトノブ、ドアアームレストにレッドステッチを配する。シート表皮には専用のブラック&レッドファブリックを採用

パワートレインは基本的に従来と共通で、3A92型1,192cc直列3気筒DOHC12V・MIVECエンジン(最高出力78ps/6,000rpm、最大トルク10.2kg・m/4,000rpm)+INVECS-Ⅲ CVTを搭載している。

三菱コンパクトハッチバックのミラージュが機能装備の充実化
▲パワートレインには1,192cc直列3気筒DOHC12V・MIVECエンジン(78ps)+INVECS-Ⅲ CVTを搭載。駆動方式は2WD(FF)
Writer:大貫直次郎

(提供:CAR and DRIVER