投資家・アートコレクター 小池藍 ―― 合理的なVC投資家が感じる現代アートの魅力
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アートへの深い知見や、アート業界に特別なコネクションがない人は「興味はあるけどどうやって購入すればよいか分からない」「何を基準に購入すればよいか分からない」と感じることだろう。そこで本特集では、アート購入を検討している人に向けて、現代アートに関するさまざまな情報をお届けしていく。

今回は、ベンチャーキャピタリストでありアートコレクターでもある小池藍氏に登場してもらう。合理的なロジックでベンチャー企業に投資し続けてきた小池氏は、なぜアートコレクターとして活動し始めたのか。どのような作品をどのような思いで所有しているのか。お話を伺った。

小池藍
小池 藍(こいけ あい)
THE CREATIVE FUND, LLP 代表パートナー。慶應義塾大学法学部卒業。大学時代にスタートアップを経験後、2010年博報堂入社。その後、2012年から2015年までプライベートエクイティファンドのアドバンテッジパートナーズにてバイアウト(LBO)投資と投資先の経営及び新規事業運営に、2016年よりあすかホールディングスにて東南アジア・インドのスタートアップ投資に従事し、独立。企業への経営や新規事業アドヴァイスなども行う。2020年より日本にてベンチャー投資ファンドのTHE CREATIVE FUND(旧社名:GO FUND)を創業。また、現代アートの知見を深めることとコレクション、普及に努める。2021年京都芸術大学芸術学部専任講師にも着任。2022年より株式会社ADワークスグループ 社外取締役就任。