この記事は2022年6月24日に「月刊暗号資産」で公開された「クリスティアーノ・ロナウド選手がバイナンスと契約 NFTコレクション独占リリースへ」を一部編集し、転載したものです。
暗号資産(仮想通貨)取引所バイナンス(Binance)は23日、プレミアリーグの名門・マンチェスター・ユナイテッドFC所属でポルトガル代表のクリスティアーノ・ロナウド選手と独占的パートナーシップを締結し、バイナンスでNFT(非代替性トークン)コレクションをリリースすると発表した。
複数年に渡る契約期間中、バイナンスの独自NFTプラットフォーム「Binance NFT」において、独占的にロナウド選手のNFTコレクションが販売される。最初のコレクションは今年後半にリリースされ、ロナウド選手とコラボレーションしたデザインになる予定だ。
今回のコラボレーションを通じて、サッカーファンをWeb3.0エコシステムに導くことを目的としているという。
発表に際し、バイナンスの創業者兼CEOのジャオ・チャンポン(Changpeng Zhao=CZ)氏は、「クリスティアーノ・ロナウド氏は世界最高のサッカー選手の一人であり、スポーツの枠組みを超え、様々な業界のアイコンとして活躍しています。彼はその信頼性、才能、慈善活動を通じ、世界で最も熱心なファンを獲得しています。私たちは彼とファンとのつながり、スポーツの歴史的な一幕を共有する機会を提供することに興奮しています」と述べた。
ロナウド選手は、「ファンとの関係性は私にとって非常に大切なこと。このNFTを通じ、前例のない体験とアクセスをもたらすアイデアは以前から私も実現して見たかったことです。ファンの皆さんもコレクションを楽しんでいただけると思います」と語った。
サッカー界では近年、暗号資産やブロックチェーンとのつながりが多々見受けられている。
今年3月にはマンチェスター・ユナイテッドFCと同リーグに所属するマンチェスター・シティが、暗号資産取引所OKXと提携したことを発表。また、セリエAに所属するユベントスは暗号資産デリバティブ取引所Bitgetと提携し、暗号資産取引所Bybitもアルゼンチン代表のグローバルメインスポンサーに就任している。(提供:月刊暗号資産)