この記事は2022年7月4日に「月刊暗号資産」で公開された「DMM Bitcoin、国内初となるジパングコイン(ZPG)の取扱い開始へ」を一部編集し、転載したものです。


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(画像=Myst/stock.adobe.com)

国内暗号資産(仮想通貨)取引所DMM Bitcoinは4日、暗号資産ジパングコイン(ZPG)の取扱いを近日中に開始すると発表した。

実現すれば、ジパングコインの取扱いは国内初となる。取扱い開始日時等の詳細については決定し次第発表するという。

DMM Bitcoinは現時点で、現物取引12銘柄、レバレッジ 取引19銘柄を取扱っている。

ジパングコインは三井物産デジタルコモディティーズが発行し、インフレヘッジ機能などの金の特性を備えつつ、デジタル化による利便性と小口化を実現した国内初の「デジタルゴールド」と言える暗号資産だ。1ZPGあたりの価格は現物の金(ゴールド)1グラムと連動する。記事執筆時点の金の価格が約8,700円であるため、1ZPGも概ね同価格で推移することになる。

ジパングコインの発行システムにおける基盤ブロックチェーンは「bitFlyer Blockchain」が開発した「miyabi」だ。プライベートブロックチェーンのmiyabiは独自のコンセンサス・アルゴリズムにより、高いセキュリティを誇る。

デジタルアセットマーケッツはmiyabiを採用した理由について、「高い安全性を有するmiyabiはジパングコインのシステムに最適なプロダクト」と説明している。

三井物産デジタルセキュリティーズが今年5月末に公表した開示データによると、2月の発行から3ヵ月で約9,500万円超のジパングコインが発行されている。期間中の最大取引は1,100ZPGで、払込金額は874万2,800円、販売価格は7,971円であった。(提供:月刊暗号資産