この記事は2022年7月11日に「月刊暗号資産」で公開された「double jump. tokyo、「キャプテン翼」のNFTプロジェクトを始動」を一部編集し、転載したものです。


NFT
(画像=Deemerwha studio/stock.adobe.com)

ブロックチェーン技術を用いたアプリケーション開発を行うdouble jump.tokyo(DJT)は11日、株式会社TSUBASAと共同で「『キャプテン翼』ボールはともだちNFTプロジェクト」を開始すると発表した。

キャプテン翼は漫画家・高橋陽一氏が手がけるサッカー漫画で、1981年に連載を開始して以来、国内外のサッカー少年たちに大きな影響を与え続けてきた。ヨーロッパや南米を中心に世界中で出版、アニメ放送がされるなど、世界中で愛されるグローバルIP(知的財産)となっている。

「ボールはともだち」を信条とする主人公・大空翼の直向きな姿勢や、個性豊かな仲間やライバルたちによるワクワクする必殺技の数々など、本作の漫画原画は人々を魅了し続ける力があるとdouble jump. tokyoは説明する。

同社によると、今回、漫画原画の数々の名シーンをふんだんに活用したNFT(非代替性トークン)プロジェクトを始動するという。さらに、世界中のキャプテン翼ファンと一緒にプロジェクトを盛り上げていくNFTならではの企画も展開していくと述べた。

なお、double jump. tokyoは今回の取り組みに合わせ、今月10日から12日の3日間にかけて「『キャプテン翼』ボールはともだちNFTプロジェクト」の屋外広告を渋谷スクランブル交差点の大型ビジョンに展開している。double jump. tokyoは今回の広告出稿について、「渋谷を先日ニューヨークで開催されたNFT.NYCのように、NFT広告を通じて彩りたいと思い出稿した」と月刊暗号資産編集部に対して述べた。

double jump. tokyo
(画像=double jump. tokyo)
渋谷スクランブル交差点で展開された広告

なお、double jump. tokyoは11日に渋谷で開催された国内のNFTイベント・NFTokyo 2022にも出展。同イベントは2018年に日本で始めて開催されたNFTカンファレンス・Tokyo Blockchain Game Conferenceから始まり、今回で5回目の開催となる。

当初からNFTの普及および健全な業界発展に取り組んできたが、近年市場が拡大しつつある傾向にあることから、NFTを取り巻く未来について議論が急速に始まったと説明。今回の開催については、ブームを超えたNFTの未来を語りあい、産業としての土台を議論する場を提供すると述べている。(提供:月刊暗号資産

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(画像=double jump. tokyo)
登壇する上野 広伸CEO