この記事は2022年8月22日に「月刊暗号資産」で公開された「STEPN、アトレティコ・マドリードと提携 NFTサッカーシューズコレクションを発売へ」を一部編集し、転載したものです。


STEPN
(画像=photo_gonzo/stock.adobe.com)

Move to Earnゲーム「STEPN(ステップン)」は18日、スペインの強豪サッカーチーム「アトレティコ・マドリード(Club Atletico de Madrid)」および暗号資産(仮想通貨)取引所Whale Finと提携し、1,001点のNFT(非代替性トークン)サッカーシューズコレクションを発売すると発表した。

STEPNは歩いて報酬を得ることができる健康的なライフスタイルを促進するWeb3.0アプリ。NFT形式のシューズやブーツ、スニーカーを装着し、歩数に応じてトークンが付与される。

今回のコレクションは1,001点のNFTサッカーシューズを「Common」「Uncommon」「Rare」の3種類に分類して展開する。

850点の「Common」はクラブの国内および国際的なゲーム専用で、優勝した日付と場所が記載される。140点の「Uncommon」はスタジアムを記念したものとなり、11点の「Rare」は各ゲームでフィールドに立つ選手にちなみ、1から11まで番号が振られているという。

また、1,001点のNFTサッカーシューズにはSTEPNアプリ内で購入者限定の特典が付属すると説明している。NFTサッカーシューズ所持者はWhale Finアプリでの限定特典が付いているほか、抽選で旅行やホテル宿泊、そしてアトレティコ・マドリードのホームスタジアムであるシビタス・メトロポリターノにおける試合観戦チケットなどがプレゼントされるようだ。

さらに、「Uncommon」購入者にはアトレティコ・マドリードのオフィシャルTシャツがプレゼントされ、「Rare」購入者には、キャプテンのサイン入り限定シャツがプレゼントされるという。

初回リリースでは200足がリリースされ、このうち180足はWhale Finを通じて販売される。残りの20足はSTEPNのユーザーに販売されるとしている。クラブが得たシューズの販売利益の10%はアトレティコ・デ・マドリード国際学校基金に寄付される予定だ。

STEPNのCRO(チーフ・レベニュー・オフィサー)であるマーブル・ジアン(Mable Jiang)氏は発表で「マドリードとWhale Finとのパートナーシップにより、世界中のファンにユニークな体験を提供できるようになった。STEPNにとって前例のない契約だ。このコラボレーションにより、リアルな報酬を提供することで、身体活動の世界とWeb3.0の空間を繋ぐことを目指す」と述べた。

また、アトレティコ・マドリードのコマーシャルディレクターであるイニゴ・アナスル(Inigo Aznar)氏は「STEPNのようなコミュニティやファンと触れ合う新しい方法を模索することで、Web3.0がもたらす新たな選択肢を日々発見していきたい」と語った。(提供:月刊暗号資産