この記事は2022年8月26日に「月刊暗号資産」で公開された「DMM Bitcoin、国内初となるチリーズ(CHZ)の取扱いを開始へ」を一部編集し、転載したものです。


DMM Bitcoin
(画像=Koukichi Takahashi/stock.adobe.com)

国内暗号資産(仮想通貨)取引所DMM Bitcoinは26日、近日中に暗号資産チリーズ(CHZ)とアバランチ(AVAX)の取扱いを開始することを発表した。チリーズの取扱いについては、実現すれば国内初となる。

チリーズは海外サッカーなどのスポーツクラブとそのファンの人々との交流を生み出す「チリーズプロジェクト」で利用される暗号資産だ。チリーズプロジェクトはファンビジネスの新しいイノベーションとして注目を集めている。単に暗号資産を発行するだけではなく、スポーツ・ファンエンゲージメント・プラットフォーム「Socios.com」を通じて、関連アプリやファントークンの提供を行っている。

現在、アメリカンフットボールの米プロリーグNFL、サッカーの北米プロリーグMLSを始め、世界の約150におよぶスポーツチームと連携し、ファントークンを提供している。提携チームには、FCバルセロナ、ユベントス、パリ・サンジェルマン、ASローマ、ガラタサライ、アトレティコ・マドリードなど、有名クラブが多数存在している。

提携するチームのファントークンを利用することで、トークン保有者はチーム内で様々な体験を享受することができる。チーム関連グッズなどの報酬を得ることや、ファントークンを保有することでクラブチームの運営にも関わることができる点が代表的だ。例として、チームが開催する投票イベントを通じ、ユニフォームのデザインやチームバスのデザイン、ゴールチャントの楽曲を選択する際に意思表示を行うことが可能となる。

また、アバランチ(AVAX)はDeFi(分散型金融)等での使用を目的に、2020年9月にメインネットが立ち上げられたパブリックブロックチェーンだ。アバランチのプラットフォーム上で使用される暗号資産がAVAXとなっている。(提供:月刊暗号資産